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OS編ep3歌姫
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見るとキリトが剣をかまえ立っていた。キリトはユナに向かって頷く。それを見たユナはステージに移動し歌い出す。それを合図に戦闘する全てのプレイヤーにバフがかかる。その間もキリトの一振りで次々とボスが四散していく。
「何故だ!!」
教授はタブレットに表示される数字を見て教授は驚く。先程まで数字は9900を越えていた。しかし今は増えるよりも早く減少していた。
『お父さん・・ありがとう・・』
教授が振り替えるとそこには悠那がいた。
「悠那・・」
『お父さんはいつも忙しいのに私の無理を聞いてくれてありがとう・・あの日私は幸せだった・・ありがとうお父さん・・私はお父さんの思いでの中にずっといるよ』
その言葉を残し悠那は消える。それと同時に教授のミサンガが切れ地面に落ちた。
「今まで迷惑をかけてごめんね」
全てのボスを倒し終えたキリトはステージの側でユナと話していた。
「・・君の事を思い出したよユナ・・君は」
「ありがとう私の事を思い出してくれて・・アスナさんリュウヤさんあなた達から預かったものを返すね」
そういうと二人の頬に光る物を当てる。それと当時にユナの体が光出す。
「私は百層ボスのソリースで動いていたの・・だからボスが倒されたら私は消えることとなる・・」
やがてユナの輪郭もなくなり完全に光の粒子となり天へと舞っていく。それと同時に皆の記憶の中にユナの思い出が浮かび上がる。かつて三十六層でキリトとアスナはその歌を、シリカ、リズ、エギルは五十三層で、月夜の黒猫団は二十六層、ブラッドナイトは六十八層でそれぞれ聞いていた。リュウヤは元々歌にも少し興味あり何度かユナと話したり共に狩りに出掛けたこともあった。まるでその記憶は昨日の事のように皆の中に繊細に浮かび上がった。
ジェネシスはエイジに支えられながらメインホールに来ていた。少し前消えたはずのユナの記憶が戻り計画の失敗とユナの消滅を知った。
『二人とも覚えててくれたんだ・・・あの約束を・・ありがとう』
二人の頭にユナの声が響く。それと同時に二人は地面に膝をついた。
ライブから数日が経った五月六日
「クライン怪我は大丈夫なのか?」
「ったりめーよ・・お前も大丈夫か?」
この日は怪我で入院したクラインと記憶が戻り検査入院していたリュウヤの退院祝いとしてエギルのダイシーカフェに集まっていた。最もキリトとアスナは別件でいないが。
「それにしてもユナのやつ死んでたなんてな・・」
リュウヤとユナは親しかった。しかしとある時期を境に会うことはなかった。丁度ユナが死亡した日はボス攻略戦が行われ戻ってきたと思えばエイジの脱退宣言等で急に忙しくなり気付けば頭からユナのことが抜け落ちていた。
「そんなにユナって人の歌声って綺麗だったんですか?」
「ARアイドルのユナと全く同じ
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