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OS編ep3歌姫
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たナーヴギアを開発した茅場の恩師という立場を利用して教授はナーヴギア、そしてSAOを娘にブレゼントした。そしてサービス開始時彼女は五分ほど遅れてSAOにログインした。教授もその日午後から抗議があり悠那のログインを見届けた後大学に出掛けた。帰ってきたのは午後五時頃。その時には既にニュースでSAO事件の報道が始まっていた。突然の事態に頭が真っ白になる教授。娘を助けるため半年にもおよび茅場を探し続けたが見つからなかった。
ーーそしてSAOクリアの一ヶ月前、娘はナーヴギアに脳を焼かれ死亡した。
「中々に面白い光景だろ?かつてあの城を生き残ったプレイヤーのほぼ全員がここに集められている」
『まさか先生が私がSAO開発初期に捨てたプログラムを見つけ出し使用するなんてね』
「オーディナルスケールのランキングシステムは絶対だ。ランキング一位になったものは不死となれる・・エイジもジェネシスもよくやってくれたよ・・後少しで私の夢が・・」
『確かに先生の夢は私の夢と少し近いところがある・・・私は信じているのですよ・システムを凌駕する奇跡の力を・・』
奇跡?そんなものは存在しない。存在するなら娘は死ななかった。あの日何かのトラブルでログインが夕方まで遅れるはずだ。
「・・リーファ君!!情報提供ご苦労だった・・ああ、ユウキ君の事は恃むよ・・もしリュウヤ君にバレたら何を言われるか分からないからね・・」
菊岡達は会場の管理室に来ていた。メインホールを除けば後はここだけだ。やはりドアはロックされており入ることは出来ない。一人の男が電子盤を操作するが開かない。
「貸せ!!僕がやる!!」
電話を終えた菊岡がスーツの胸ポケットから拳銃を取りだし電子盤を破壊しドアのロックを解除する。しかし中に誰もいなかった。
「やられたか・・あの監視カメラがどこに繋がっているか調べるんだ!!」
その様子を教授はタブレットで見ていた。教授がいるのは旧アーガス本社の地下、SAOサーバーの目の前だった。パソコンの画面を見ると既に数値は9000を越えていた。
メインホールではプレイヤー達の戦いが続いていた。
「リュウヤ君!!」
未だにフルダイブを行っているキリト達をユナとリュウヤがそれぞれ守っていた。ユナは巨大な盾を使い、リュウヤは剣で迫り来る敵を迎撃していた。
「・・ごめんなさい二人とも・・私のせいで・・」
ーー重村悠那。かつてSAOで死亡した少女。父親である重村教授はある日SAOサーバーのあるアーガス本社の地下に来ていた。そこで茅場が捨てたプログラムを偶然見つけた。やがて須郷や茅場のかつての研究室を探るうち教授の頭にある計画が浮かんだ。それがSAO生還者の脳から娘の記憶を奪いそれをもとにAIとして生き返らせるというものだ。
「・・もう時間がない!!オーグマーを外せばスキ
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