暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン handle a system
OS編ep3歌姫
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
マーはナーヴギアの機能限定版でしかないわ・・今からオーグマーのフルダイブ機能をアンロックする後は御願い・・・」
ユナの言葉に頷き椅子に座るキリト。その肩にリズ達が手をのせる。
ーーそういえばそうだったな・・・いつも俺は・・・
「キリトくん・・・」
「アスナ待っていてくれ必ず帰ってきてそしたら・・あの約束の続きをしよう!!」
そういってアスナに指輪を渡すキリト。かつてアインクラッドで現実で星を見に行き、そこでまた指輪をプレゼントすると約束した二人。例え記憶が消えようとその思いは消えない。
「兄貴・・アスナを恃む!!」
「必ず帰ってきてくださいよ・・キリト」
「リンクスタート!!」

フルダイブしたキリト達はアインクラッド百層紅玉宮の上空にいた。
「まさか、こんな形でここを見ることになんてな・・」
エギルの言葉道理SAOでは七十五層でクリアしALOではまだ三十層位までしか攻略されていない。その為ここを見るのはイレギュラーが強い。ゆっくりと降下するキリト達の目の前に巨大な魔神が現れる。
ーーAn Incarmat of the Radius
これが百層のボスだろう。キリト達の姿を見るとボスの目が光動き始めそして十八本のHPゲージが表示される。
「いくぞ!!戦闘開始だ!!」
キリトの合図で一斉にボスに攻撃を始める。外周に上っていたシノンが狙撃するもバリアが出現し攻撃は届かない。キリトも攻撃がバリアに防がれる。
「スイッチ!!」
キリトの掛け声でシリカが攻撃するもやはりバリアに防がれる。
「スイッチ!!」
今度はリズが攻撃するもバリアを貫けない。
「スイッチ!!」
エギルの攻撃もバリアを貫けない。
「スイッチ!!」
エギルの掛け声でキリトが攻撃する。するとバリアが轟音をたてて砕け散る。それと同時にHPが僅かに減少する。
「よし・・このままたたみかけるぞ!!」
再び攻撃しようとしたときだった。ボスが突然雄叫びを上げる。それに呼応するように巨大な木が生えてくる。その木の葉から一粒の雫がボスの体に当たりーー僅かに減少していたHPが全て回復した。
「う、うそだろ?!」
「こんなのに勝てるのかよ?!」
回復したボスが杖を地面に着くとそこから木の根が生えキリト達に襲いかかった。

ライブ会場に菊岡と数人の男が到着していた。ライブが行われていたメインホールに入ろうとするもドアはロックされていて入ることが出来ない。
(・・中は君たちに任せる・・頑張ってくれキリト君・・皆!!)
菊岡は男達と会場の何処かにいる重村を探し始めた。

メインホールでは多くのプレイヤーが戦闘を行っていた。数値も8000を越えている。その様子を重村は特等席で眺めていた。
ーー重村教授には一人娘がいた。名前は重村悠那。当時世間で話題になってい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ