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OS編ep3歌姫
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憶を返してもらいます!!」

地下駐車場ではキリトとエイジの戦いが続いていた。駐車場を疾走し互いに剣をぶつけ合う二人。
「SAOをクリアした英雄もARだとこの程度ですか!!」
「お前こそあの世界と違いよく動くじゃないか!!」
ーーエイジはかつて血盟騎士団の一人だったが死の恐怖を克服できず一度もボス攻略に参加することはなかった。しかし今はキリトと互角以上に渡り合っている。キリトが走りそれを追従するエイジ。エイジはVRで規格外の動きで戦うリュウヤと同じように壁を走りキリトを攻撃する。
「その動きまるで兄貴だな!!」
「そういえばそうだったね!!リュウヤさんはお前の兄だった・・だがあの人はお前や僕とは違う!!真の高みへと上ることのできる人だ!!」
かつてSAOで最前線で戦ったリュウヤ。表だって英雄扱いされることは無いものの生還者の中には崇拝者としてリュウヤに憧れを抱く人たちがいた。ジェネシスとエイジもその一人だ。
エイジの攻撃を受けるキリトだがエイジが剣ではなく拳で攻撃してきたことにより剣を落としてしまう。すぐに体勢を立て直すがエイジの攻撃の激しさに少しずつ後退する。
「お前の強さの秘密はこれかぁぁぁぁ!!!」
キリトが叫びエイジに向かって走り出す。それをエイジは剣で攻撃しようとするがキリトの目的はエイジの首もとにある機械だ。昨日エイジの首もとに一瞬だけ見えた謎の機械。どうやら身体能力をブーストする機械のようだ。その機械をエイジから取り外し落ちていた剣を拾うキリト。
「きさまぁぁぁぁ!!」
エイジとキリトが剣をぶつけ合う。一瞬の間の後倒れたのエイジだった。
「どんなに悲しい過去があったからといって過去の自分を否定するやつに俺は負けるわけにはいかない・・さぁアスナと兄貴の記憶を返してもらうぞ!!」

「リュウヤの記憶を返せだぁ?嬢ちゃん誰?」
「私はリュウヤの彼女です!!」
リーファのその言葉に驚くジェネシス。
「・・アイツに彼女なんていたのか・・あんたには悪いが返すわけには・・うぉ?!」
ジェネシスの言葉を遮る形で攻撃するリーファ。それをかわしたジェネシスもオーディナルスケールを起動してリーファに攻撃する。リーファの攻撃を防ぐジェネシスだか一切攻撃することができなかった。それもそうだリーファの気迫に圧倒され攻撃できないでいた。
「調子にのるなぁぁぁ!!」
ジェネシスが叫びリーファの腕をつかみ攻撃を無理矢理中断させる。それに驚き一瞬リーファの動きが止まる。そこにジェネシスは剣を叩き込むがそれをリーファは僅かに横に動いてかわす。すぐさまリーファはジェネシスの腹を殴りジェネシスの拘束を解く。一瞬左手に痛みを感じるがすぐに意識から弾き出す。
「私はリュウヤの彼女でお兄ちゃんの妹!!だから・・こんなところで負けるわけにはいかない
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