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Eipic25-B航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Alpine Family〜
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。これが私たちの仕事なの」

――フォーゲルケーフィヒ――

「というわけで、お前はここで終わりだ!」

メガーヌ准尉の体の周囲に魔力発射体10基による円環が3つと展開され、アギトの側には炎熱の短剣が10基と展開された。共に射撃系を得意としている。近接戦主体の私にとっては、相手のレベルによっては苦労する羽目になるが・・・。

(あなたの魔法は心得ている!)

無論アギトの魔法もだ。お前との付き合いは1年と満たなかったが、共に過ごした時間は濃いものだったと・・・。“レヴァンティン”の柄を右手で握りしめ・・・

「時空管理局本局、古代遺失物管理部・機動六課、八神シグナム。いざ!」

「チーム・シコラクス、メガーヌ・アルピーノと――」

――グリッツェンラヴィーネ――

「烈火の剣精アギト!」

――フランメ・ドルヒ――

メガーヌ准尉の発射体のリング3つから何十発という魔力弾を発射される。雪崩のように横広がりに迫り、その中にアギトの短剣紛れ込んでいる。的にならないように足を止めることなく駆け回りつつ・・・

「空牙!」

――シュヴァルムシュパッツェン――

魔力斬撃をメガーヌ准尉へと向けて飛ばすが、准尉の魔力弾連射がこれを迎撃した。あの3つのリングがかなり厄介だな。魔力スフィアは魔力弾を5発撃つと消滅するが、即座に新しいスフィアが生成される。終わりの無いサイクルだ。

(それにしても、准尉は射撃が得意とは言えその術式体系は近代ベルカ式だ。戦闘データを見て重々承知していたが、直に相対すれば魔力的にも魔導師ランク的にもその異質さを改めて実感できる。これは何かしらのドーピングをしているな)

――パンツァーシルト――

体の側面にシールドを展開し、准尉とアギトの周囲を時計回りに駆けて少しずつ距離を詰めて行く。アギトの火炎弾「ブレネンクリューガー!」は、私をしっかりと捉えられておらず走り去ったところに撃ち込まれ続けるが、准尉の魔力弾連射は私の速度にしっかりと合わせてシールドに着弾し続ける。それでも耐えつつ徐々に距離を詰める。

「シュトルムヴィンデ!」

一瞬だが弾幕が途切れたところで“レヴァンティン”を振るって衝撃波を放ち、魔力弾を打ち消しながら准尉へと向かう。

「こんな魔法もあるのね・・・!」

准尉が距離を空けようとトントンっと床を蹴って後退し、1つのリングを形作っている10基のスフィアを一纏めに集束して、人間の頭部大のスフィアへと変えた。

――エッケザックス――

ソレを砲撃として発射し衝撃波を打ち消した。魔力弾程度なら粉砕できるが、砲撃は無理なようだな。准尉は残りのリング2つを集束させ、大きくしたスフィア2基を側に控えさせた。

「これだけの猛攻に耐えて、さら
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