暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-B航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Alpine Family〜
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発せられると、ツインテールのセーラー服からポニーテールのロングコートに変わった。その形態は解析からして近接格闘戦に優れてるって判明してる。エリオ君もその・・・コテンパンにされちゃったし。
――トーデスドルヒ――
ルーちゃんの側に短剣型射撃魔法が8つと展開された。
「じゃ、リヴィア・アルピーノと――」
「ルーテシア・アルピーノが――」
「「お相手するよ♪」」
†††Sideキャロ⇒シグナム†††
「エリオ、キャロ、すずか!」
私は独り通路を駆け、突如として姿を消した3人の名前を呼ぶ。魔力やエネルギー、それに物理系の奇襲やトラップには警戒していたが、こうも容易く私の警戒を抜いてくるとは。入り組んだ迷路の如き通路には、迎撃戦力が何1つとして設けられていないのが救いだ。さらに言えばAMFも無い。
(それはメガーヌ准陸尉たち魔導師が居るからだろうが・・・)
ガジェットも居ないのが引っ掛かる。それ程の防衛戦力がこの艦に居るということなのだろうか。アルピーノ家とは別の戦力が居ると考えるのが妥当なのだが。やはりこの艦を操っている何者か・・・。
「スライドドア・・・」
目の前に見えて来たのはスライドドア。“レヴァンティン”を収めている鞘を握る力を強く握りしめ、自然と開いたドアを潜る。50m四方の広い部屋の中央に彼女たち、「メガーヌ准陸尉、アギト・・・!」の2人が佇んでいた。
「そう。私たちの相手は、古代ベルカ式の騎士であるあなたなのね」
「メガーヌ、メガーヌ! さっさとコイツを片付けて、ガキンチョ2人を相手にしてるルールーとリヴィーのところに行こうよ♪」
「なに・・・?」
ルーテシアとリヴィアが相手にしている子供2人。エリオとキャロで間違いないだろう。
――私、ルーちゃんとリヴィーちゃんとお話ししたいんです!――
――僕がリヴィーと戦っても勝てないかも知れません。それでも僕が、僕とキャロが、あの2人を止めないといけないような気がするんです――
――たとえ洗脳されていると言っても、言葉はちゃんと通じると思うから!――
誰がどの戦力と交戦するかを決める会議でのエリオとキャロの発言。2人の親とも言えるフェイトだけでなく、我々も最初は考え直すように言ったのだが2人の熱望から、私の動向という形で決まった。だと言うのに不覚を取ってしまって離れ離れ。
(ランクで言えばエリオはB〜A、キャロはC+〜B。対するルーテシアとリヴィアは推定S。アギトの言うように、早々にメガーヌ准陸尉とアギトを確保して、エリオとキャロの元へ急がねば・・・!)
私は居合抜きの構えを取り、「武装を解除し、投降してください」そう語りかける。そう、無駄なものだとしても。
「ごめんなさいね
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