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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-B航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Alpine Family〜
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。・・・プライソンが居て初めて私たち家族はこうして居られる」
「だから負けるわけにはいかない。これが悪い事だとしても・・・!」
これまで余裕に満ちてた2人の表情が悔しげなものになった。プライソンにメガーヌ准陸尉の命を握られていて、死なされないために戦わされていることを強いられてるっていうなら、それこそ助けてあげたい。キャロが「それでも!」って言い縋ったけど、2人はもう話を聴くつもりも無いみたい。
(ルシルさん・・・! 力を貸してください!」
ルシルさんから出撃前に渡されたカートリッジを装填して「カートリッジロード!」する。荒れ狂うリンカーコアと魔力に、一瞬だけど意識を持って行かれそうになった。でも必至に耐える。
「ストラーダ。ウンヴェッターフォルム!」
ヘッドブースターとリアブースターの代わりに突起物が出現する“ストラーダ”。僕の電気変換資質を最大限に発揮できる形態だ。速さでも近接戦でも敵わないなら広域攻撃でリヴィーを止めるしかない。
「キャロ。止めよう、僕たちで」
「・・・うん。ルーちゃん、レヴィーちゃん! 私たちはあなた達を助けたいから! だから勝つよ!・・・蒼穹を走る白き閃光・我が翼となり、天を駆けよ。来よ、我が竜フリードリヒ。竜魂召喚!」
フリードを真の姿へと戻す呪文を詠唱したキャロ。そしてキャロはフリードの鞍に乗って、「ブースト行くよ、エリオ君!」僕にブースト魔法を掛けてくれた。攻撃力と防御力と機動力のブーストだ。
「お姉ちゃん。まずは竜から墜とそう」
「うん。サポートは任せて、リヴィア」
「させない!」
――ソニックムーブ――
リヴィーへと突進しつつ攻撃魔法をスタンバイ。フリードの方を見てたリヴィーが僕へと視線を戻した。狙い通りって風に口端を釣り上げた。それでも構わない。僕は“ストラーダ”の穂先に電気を纏わる。
――トーデス・ドルヒ――
リヴィーの背後に立つルーが放つ射撃魔法。時々だけど自主練を手伝ってくれてたアイリさんの同系統の魔法での練習を思い出す。射線をしっかりと見据えて、最小限の動きで全弾を躱す。いくつかが掠って行ったけど、直撃だけは免れた。
「アインファッハクリンゲ!」
手刀にした両手に魔力刃を展開したリヴィー。振るわれる左手の初撃は、キャロの「ラウンドシールド!」で防御できたけど、一瞬で寸断された。次いで右の手刀が繰り出される。
「サンダーレイジ!」
そして僕も“ストラーダ”を振るって、リヴィーの右手の小指側の側面――小指球と穂先が激突。そして発生する電撃に「ぐぅぅ・・・!」リヴィーと「うああ・・・!」ルーが初めて苦悶の声を漏らした。
「キャロぉぉぉーーーー!」
「フリード! ブラストレイ!」
僕た
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