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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic25-B航空空母アンドレアルフス攻略戦〜Alpine Family〜
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シグナム副隊長の敬礼に「お願いします!」武装隊のみなさんも敬礼した。そうして私たちはハッチから艦内に突入。通路は大人が5人が横に並んで歩けるほどで、5人ずつに分かれて艦内を探索開始。私たちはもちろん、シグナム副隊長とエリオ君とすずかさん、それにフリード。
「一先ず我々はブリッジへ向かおう。アンドレアルフスを操っている何者かが必ず居るはずだ」
出撃前に“アンドレアルフス”の生命反応探査で、ブリッジ周辺に生命反応が固まってるのは判明してる。メガーヌ准陸尉とルーテシアちゃん、リヴィアちゃん、融合騎のアギトの4つ、そしてあと1つがブリッジから。その1つがきっとこの艦を動かしてる人・・・。
(ルーちゃん、リヴィーちゃん・・・)
私たちの最優先任務は艦の制圧。防衛戦力は可能な限り後回しにすることになってる。だから私やエリオ君と年の近いあの2人とは、ちゃんとお話しが出来ないかもしれないっていうのがちょっと心配。
(助けてあげたい。洗脳されて戦わされてるんなら・・・!)
入り組んだ通路内を走りながら私はギュッと両手を握りしめる。隣を走るエリオ君をチラッと見ようとしたところで、「きゃ・・・?」目の前が真っ白に光って、一瞬の浮遊感に襲われた。そして気が付けば「ここは・・・?」さっきまで走ってた通路じゃなくて大きな空間。
「キャロ!」
「エリオ君!」
側にはエリオ君が居て、1人じゃないことに心底ホッとした。でもシグナム副隊長とすずかさんの姿はなかった。不安になりそうな私たちに「侵入者はやっぱりあなた達だったんだ〜」そう声を掛けて来たのは・・・
「ルーちゃん・・・!」
「リヴィー・・・!」
私とエリオ君で助けてあげたいって考えてた双子の姉妹、ルーちゃんとリヴィーちゃんの2人だった。2人は私たちのところにまでゆっくり歩いて来てから、「お話しがしたいの!」って話しかける。
「話? どうする? お姉ちゃん」
「うーん。私たちの目的は、侵入者の撃退だから・・・」
ルーちゃんとリヴィーちゃんは同時に腕を組んで唸った。双子なんだな〜って思えるほどにシンクロしてる。でも言ってることは物騒で、黙ってたらそのまま戦闘開始に陥りそうだったから「あのね!」慌てて声を掛ける。
「ぼ、僕たちは、君たちを助けてあげたいんだ!」
「私たちを助ける?」
「何を助けるの? 私たちは何も困ってないけど・・・」
洗脳されてるから当然の返答なんだろうけど、だからこそ私たちが止めてあげたい。こんな今の状況に何の疑問を持たずに戦いを強いられてるなんて、いくらなんでも酷過ぎる。
「話っていうのがそれだけなら・・・」
≪Mode Combat≫
リヴィーちゃんのグローブ型デバイスからそんな声が
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