暁 〜小説投稿サイト〜
マクロスフロンティア【YATAGARASU of the learning wing】
訓練
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
…11分27秒か。まだまだ、だな。
「さてと……よく気を失わなかったな。褒めてやるよ。」
「ま……まあな……。」
そう返すアルトだがその顔は真っ青だ。機内で吐かれても困るし戻るか。
「お疲れ様です、翼さん!」
「フィーナか、久しぶりにお前もどうだ?」
「えっと……遠慮しときます。」
訓練期間中も常に笑顔を絶やさずにいたフィーナだが、流石にこれだけは勘弁願いたい様だ。だがフィーナよ。お前の機体はF型だろう。ドッグファイト要因がそれでいいのか?
「そもそも翼さんがおかしいんですよ!普通あんなGに耐える方がどうかしてるんです!」
……そう言われてもな。
そうこうしている内にアルトがコックピットから這い出てくる。大丈夫か?
「あ、早乙女さん!無事ですか!?」
そう言ってアルトの方に駆け寄るフィーナ。が、その途中、何もない筈の床でつまづいてしまい、アルトの腹に頭突きをかます形になる。………まて、腹、だと?
「うっ!?」
直後、何があったかは敢えて語るまい。だが、一言言うなれば……フィーナにはかからなかった。ヘルメットのバイザーがまだ下りていたから。……それがアルトにとって幸運か不幸かは………本人に聞いてくれ。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ