暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1619話
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あ、そうか。本当に優秀な人材なら、それこそ時の指輪の受信機を渡すのがいいんだろうな。
 もっとも、そうなったら他の世界でも最悪何百年も同じ人物が世界を支配する事になりそうだが。
 それを向こうが望むかと言われれば、微妙なところだろう。
 それでももう暫くは大丈夫だと思う。……じゃなくて、今問題なのはノベンタだ。
 時の指輪の受信機でどうにか出来るのは、あくまでもゲートがあってこそだ。
 ホワイトスターからゲートを通じて時の指輪の効力を得ているのだから、その辺は当然だろう。

「アクセル代表……」

 連合軍の兵士が、そう言った時だった。
 まるでそのタイミングを計ったかのように、食堂の中にヴィー、ヴィーという非常警報が鳴り響く。
 その非常警報がなった瞬間、食堂にいた全員がすぐに動き始めた。
 へぇ、中々に素早いな。

「アクセル、どうする?」

 デュオが俺に尋ね、五飛も黙ってこちらに視線を向けていた。

「そうだな、非常警報が鳴った以上、何かが起こったのは間違いない。であれば、俺達にも出番がくるかもしれないし、すぐに出撃出来る準備をしておいた方がいい。それと、サリィからの情報待ちだな」

 2人共その言葉には異論がなかったのか、頷き……まだ少し残っている料理をそのままに、そしてTVでOZの素晴らしさを褒め称え、連合軍を貶しているOZの人形をその場に残して、俺達は食堂を飛び出す。
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