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転生とらぶる
ガンダムW
1619話
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 だが、今回の件でコロニーの1つが明確にOZの味方となったのだ。
 大量にあるコロニーの中の1つではあるが、0と1では大きく違う。
 次から連合軍がコロニーに何かを要求しようものなら、OZとの関係を考慮せざるを得なくなる。
 ノベンタの方針決定から、今までもその辺には気を使っていたののだろうが、これからはもっとそっちに気を使わなければならない。

「ま、コロニーはそっちの方がいいのかもしれないけどな」
「へぇ……意外だな。まさか、アクセルがそんな事を言うなって」

 言葉通り、俺の口から出た言葉が余程意外だったのだろう。デュオだけではなく、五飛までもが俺にじっと視線を向けていた。

「俺達はシャドウミラー、傭兵だ。今は連合軍に雇われているけど、別に連合軍の一員って訳じゃないし」

 そう告げると、今度は連合軍の兵士が複雑な表情をしてこっちに視線を向けてくる。

「悪いな、傭兵としてその辺りは曲げられないんだ」

 連合軍の兵士に告げるが、実際には余程の事がない限り……それこそノベンタが死んだりしない限り、俺達が連合軍から手を引く事はないだろう。
 そもそも俺達が連合軍に協力しているのは、地球を連合軍に……正確にはノベンタ率いる連合軍に統治して欲しいからだ。
 シャドウミラーと友好的な関係を築けるという勢力が殆どない以上、それは苦肉の選択でもあった。
 短期間の協力だったり、相手を利用するといった事であればOZでもホワイトファングでも……それこそバートン財団でもいい。
 あるいは、レディ・アンの色気にコロッと騙されたコロニーの代表なんかはエザリアにとっては容易い相手だろう。
 だが、そんな関係ではなく、あくまでも長期的な意味で友好的な勢力という事になれば、対象となる相手は殆ど存在しなかった。
 ノベンタにしても、正直なところギリギリ合格といったところだ。
 ……いや、能力とか性格に関しては全く問題ない。今回の場合、問題となっているのはノベンタの年齢だ。
 もしW世界と友好関係を結んだとしても、ノベンタの場合は既に老齢に達している。
 それこそ、シャドウミラーとの長期的な……それこそ数年ではなく、十数年、数十年、数百年という長い付き合いを考えれば、ノベンタの年齢はネックになってくるだろう。
 いやまぁ、数百年になれば普通なら確実に死ぬだろうが。
 それに年寄りという意味では……ん? あれ? 他の世界だと、そんなに問題ないように思えるぞ?
 唯一心配なのは、マクロス世界のハワードくらいか。
 年寄りという意味ではネギま世界の近右衛門が一番怪しいのだが……近右衛門の場合、既にぬらりひょんと化しているように見えるし。
 いや、そこまでいかなくても魔力とか気で普通に長生きしそうなんだよな。
 けど……あ
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