219部分:闇の血脈その二
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。アルヴィスよ、最早貴様は聖戦士ではない」
そう言うと懐から何かを取り出した。それは夜の様に黒い表紙の魔道書であった。
「貴様に残されたのは暗黒神の血のみ、闇と結託し暗黒神の現身であるユリウスを生み出した貴様が最も忌むべき暗黒神の血だ」
その書をアルヴィスの足下に投げ付けた。
「使え。貴様が使うに相応しい闇の魔道だ。それも暗殺用のポイズンの魔法だ。どうだ?今まで奸計と謀略に生きてきた貴様の為にあるような魔法だ。喜んで使え」
「レヴィン・・・・・・」
セリスはレヴィンのあまりにも冷徹な言葉を咎めようとした。しかし彼の緑の瞳の光が冷たくそれでいて怒りで燃え盛っているのを見て沈黙した。
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