第6話 堕天使強襲、オートバジンとの共闘
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「もうこんな時間になっちまったな。」
555に変身し、オックスオルフェノクを倒した
翌日、俺はバイクのオートバジンを走らせていた。
今日は休日だったのでリラックスついでに街を
探索していたら、いつの間にか空が真っ暗に
なっていたので、今帰っているところだ。
「一誠の奴、上手くやれてるかな〜。」
そんなことを言っていると、突然後ろから殺気を
感じた。俺はバイクを止め後ろを向く。
そこには、紺色のコートに黒の帽子を被った
男がいた。しかし、こいつの気配……
「……お前、堕天使か。」
俺がそう言うと、男は驚いた顔をしたが、すぐに
不気味な笑みを浮かべた。
「フフッ、まさか私が堕天使と見抜くとはな。」
「それで?俺に何の用だ?」
「貴様から何か妙な力を感じてな。念のために
殺すことにした。」
「おいおい、ずいぶん身勝手な理由だな。
まぁ、俺はまだ死ぬ訳にはいかないんでな。
抵抗させてもらうぜ。」
俺はベルトを腰に付け、ファイズフォンに
コードを入力する。
『5・5・5』
『standing by』
「むっ、何だそれは。」
「お前を倒すための力さ。変身!」
『complate』
俺の体をフォトンストリームが包み、眩い閃光を
放つ。堕天使はたまらず目を腕で隠した。
閃光が止み、堕天使が俺の姿を見る。
「なっ……何だ貴様!?その姿は!?」
『俺はファイズ。さぁ、かかってこいよ。』
「っ……!人間如きが粋がるな!」
堕天使は俺目掛けて光の槍を投げてきた。俺は
その攻撃を避け、ファイズフォンを光線銃の
フォンブラスターに変形させ引き金を引く。
「ぐっ……!」
当たりはしたが、あまりダメージはなさそうだ。
堕天使は翼を広げ、上空に移動した。
「フッ、どうやら貴様は空を飛べない様だな。」
『ご名答。だが、飛ぶ必要はない。お前を
撃ち落とせばいいだけだ。』
俺はバイクの上部にあるボタンを押す。すると、
バイクが変形し、ロボットへ姿を変えた。
こいつはオートバジン「バトルモード」だ。
戦闘支援をしてくれて、俺の指示を聞いてくれる
非常に頼もしい奴だ。ちなみにさっきのバイク
形態は、オートバジン「ビークルモード」だ。
「何だそいつは!?」
『俺の相棒さ。バジン、あいつを撃て。」
そう命令するとバジンはゴーグルアイを光らせ、
堕天使にバスターホイールを向けて弾丸を乱射
する。堕天使も最初は避けていたが、弾丸の
量に押され始め何発か当たっていた。
「くっ……。こんなロボット如きに……!」
『ダメ押しだ。』
『1・0・6』
『
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