216部分:聖剣その五
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ークは言った。
「そうですか」
「はい、申し訳ありません」
だがパルマークは言葉を続けた。
「ですがその方は私にあるものを授けられました。それがこの剣です」
そう言うと今まで両手に抱えていたものをセリスに手渡した。
「剣!?大きい剣ですね。大剣ですか?いや、違うな」
セリスは手に取ってみた。
「大剣よりずっと軽い。一体どのような剣なのですか?」
「布を取ってみて下さい。そうすればその剣が何であるかすぐにお解りいただけます」
「はい」
セリスはその幾重にも巻かれた布を取っていった。次第に白く輝く刀身と豪華に飾られた柄が露になってきた。
(その剣は・・・・・・)
オイフェは目の前にある剣に見覚えがあった。だがにわかには信じられなかった。
遂に最後の布がセリスの足下に落ちた。オイフェが叫んだ。
「セリス様、ティルフィングです!」
「えっ!」
一同その言葉に大いに驚いたとりわけセリスの驚きようはすごかった。
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