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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
死にたくないので
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一つしかないと思うけどなぁ。

「シリル。俺のことはウェンディたちには内緒にしててくれないか?」
「なんでですか?」

なぜかウェンディにも知られたくないというグレイさん。ジュビアさんならともかく、なんでウェンディまで?それが不思議で仕方ない。

「いや、ジュビアと一緒に住んでるのが知られたくねぇんだ」
「そ・・・そういうことですか」

自分のことを溺愛している女性と同棲しているとなれば、変なことを言われると危惧しているらしい。まぁ、全力で茶化しに行くけど、それを考えただけで嫌になっているようだ。

「わかりました。じゃあ、また明日」
「あぁ、時間が合えばな」

懐かしの再会もここまで。ここからはそれぞれの自宅に帰るために別々の道へと向かっていく。

「でも、ウェンディたちになんて説明しよう・・・」

グレイさんに会ったことを言わずにこのことを伝える。しかも明日万一会ってしまうことを考えると、彼女が付いてこないように釘を刺しておかないといけない。
なんて言って安心させるべきなのか、頭を悩ませながら自宅に向かって歩き始めたのであった。







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