第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
interlude1:ハングドマンと無限工房〜New truth〜
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どうやら攻撃の意思はないようだ。
『おじさんは『ハングドマン』…って名前だけど、個人的にこの名前好きじゃないから『主任』って呼んでねぇ〜。俺のご主人神無月進君。それと隣にいるごつい義手をした女の子、テュルりん☆』
「テュ、テュルりん…?」
変わった性格のロボットだな。それになんていうか言葉の中にあおるような表現があるのは気のせいか……。
「で、主任。あんたは何が目的でここにいる」
『あ、ごめん言ってなかったけ。ギャハハハハ!!』
この人やけに性格がなんというかおちゃらけているな。まああくまでも普通の人が見たらそう思うだろう。
『それでおじさんの目的は、ご主人を完成させるために『永久雇用』されたご主人の戦闘形態専属技術主任で〜す』
「俺専属の技術主任…?どうゆうことだ?」
『それはね。君の今使っている機体、名前は確か《スレイヴ・バルバトス》って言ったけ?その戦闘形態はあくまでも戦闘データおよび『真なるスレイヴ』を完成させるための実験機ってことなんだよ』
俺の戦闘形態を完成させるため……そして今使っている戦闘形態はあくまで実験機…。なるほど、どうしてこのような敬意になったかわからないが、性能が極端に落ちているのはこれが原因だったのか。
『おそらくご主人が考えていることは正解だと思うよ。だって詳しいことは判らないけどご主人、現在の戦闘形態の前に、これとは異なった完成された戦闘形態をおそらく壊しているよね』
すべてこの主任が言っていることは的中している。いったい主任は何を知っているんだ…。
『あーそれと。これはあくまでおじさんが予想した見解で今言った以上のことはわからないんだよねー。何せ雇われたのは覚えているんだけど、それ以前の記憶がないからね』
今使っている力は本来のものではない。あくまでも『真なるスレイヴ』を俺の本当の戦闘形態を完成させるための実験機……。正直自分の体のことなのだがまだブラックボックスが多すぎる。それを解明するには戦闘データを集めて『真なるスレイヴ』を完成させないといけないてことになる。
おそらく今後の戦いおそらく今の俺でも太刀打ちできないときが来るだろう。なら完成させて強敵と戦えるようにしないといけない。それにもともとこの世界に来た理由は、あの『神』の依頼で来ているからな。それに自分にあるこの力を『解明』したいしな。
「わかった。ならこれからよろしく頼む主任」
『オーケー、よろしくなご主人。それとご主人の友人、テュルりん☆』
「よ、よろしくね。それと何でテュルりんって呼び方なの?」
『だってそっちのほうが面白いからだよ。ギャハハハハ!!』
またしても、俺の家に住人が増えたな。まあ賑やかでいいか。
『それとご主人のサポー
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