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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
バトルロワイヤル 前編
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ルをし過ぎたせいか、実力の低さが分かるな」

それと同時に、自分の実力も上がっているが感じる。強者とのバトルは、やはり自分を強くしてくれるようだ。

「あれ?その機体は…………」

「貴様か…………アモウカズヤ」

「途中から見てたけど、以前よりも強くなってる」

「無論だ。それで、私とバトルしにきたのか? 」

「いや、ちょっと近くにいたから来ただけだ」

「そうか。では私は次の相手を倒しにいく」

「ちょっと。少しは話を…………っ! 」

話の途中でお互い攻撃を察知し、シールドで防いでは回避する。

「これは……」

「囲まれてるな」

敵機の姿はまだ見えないが、レーダーを確認すると八機の機体に囲まれているのが分かる。

「やっぱり、他の人も組んでいるようだ。どうする?今からでも組む? 」

「いらん。私一人で充分だ」

「なら、勝手にさせてもらう! 」

お互い同時に飛び出し、二手に分かれる。相手はこちらが接近しているのに気づき、四機で取り囲んできた。

「四対一か…………まだやったことのない組み合わせだな」

取り囲むような攻撃を回避し、ドッズライフルで反撃する。だが、先程の敵よりも実力が高い相手であるため、防がれてしまう。

「ちっ! 」

そのまましばらくバトルを繰り広げるが、一機も倒せずにいる。

「…………なるほどな」

守りが固い機体が二機、狙撃機体、機動力が高い機体。それぞれ自分の役割をこなしている。だが、もう慣れた。

「そこだ! 」

機動力の高い機体の動きを先読みし、ドッズライフルで機体を撃ち抜く。遠距離狙撃を回避し、MA形態に変形して接近する。

その際、迎撃のため弾幕が張られるが、ビーム突撃砲やドッズライフルで破壊し、守りが固い機体の内の一機の前に飛ぶ。

ビームサーベルを振るわれたが、直前でMS形態に変形し、ビームサーベルで機体を真っ二つにする。

そのままビームサーベルを振るい、残りの一機も切断。守りが手薄になったところで、狙撃機体も撃破する。

「ふぅ…………」

ギリギリのバトルだったため、ため息を一つ吐く。すると、後ろからもう一機近づいている事に気づき、急いでビームサーベルを振るう。

「うわっ!?危ないな! 」

G-セルフ パーフェクトパックがコピペシールドでビームサーベルを防ぎ、少し距離を取る。

「こっちも終わったから援護に来たけど、ちょうど終わったっぽいか」

「余計なお世話だ。私に付きまとってくるな」

「まあいいじゃないか。残り二人になって、そこで決着をつけよう。それまで別にいいでしょ」

「勝手にするがいい」

MA形態に変形し、次の場所へと移動する。G-セルフ
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