暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
バトルロワイヤル 前編
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ただけでも三十四十人以上はいるだろう。

「随分と大きな大会のようだな。この人数でバトルロワイヤルとなると、長期戦を覚悟した方がいいだろう」

「あれ?あなたは確か、天之川学園の人だよね? 」

「む?貴様は…………天山学園のアモウ カズヤか」

G-セルフ パーフェクトパックで私達を追い詰めた人物だったため、よく覚えている。まさかコイツが参加しているとはな。

「やっぱり。え〜と……名前はなにかな? 」

「サクラだ」

「サクラさんも、この大会に参加するんだ」

「無論だ。だからここにいる。それより、敵同士になるというのだ。馴れ合っている場合ではないだろう」

「別にいいでしょ?それに、バトルロワイヤルっていうこともあるし、一つ提案があるんだ」

「提案? 」

「少しの間、手を組まないかって思ってね。これって明らかに長期戦だし、仲間がいた方が有利だからね。どう? 」

「なるほどな。一理ある…………だが、断る」

「ええっ!?なんで!? 」

「そもそも、私は馴れ合うのは好まない。それに、貴様からいつ撃たれるか警戒していは、逆に疲れる。
以上の理由から、貴様とは組まん」

「えー…………サクラさんがそう言うなら別にいいけど、いつでも歓迎するよ。お互い生き残れるように頑張ろう」

アモウ カズヤはそう言って背を向け、この場を離れていった。
さて、私は大会に備えるとしよう。そして、コムカイ ユウトから出された問題の答えを、考えるとしよう。





ーーー――






「コムカイ君ってこういう大会が好きなのに、参加しないんですね」

観戦できる場所にいち早く移動し、近くの椅子に座っていると、アマミヤが不思議そうに聞いてきた。

「ハルカゼに止められたからな。飯奢る約束で」

「そうなんですか……………って、あれ?コムカイ君。あそこにいるのってもしかして…………」

「ん? 」

指差された方向へと視線を向けると、見知った人物がそこにいた。

「なんでここにアイツがいんだよ…………!?てか、まずくね? 」

「大会が荒らされますね、絶対」

「ああ、荒らされんな」

こりゃあ厳しい事になったぜ、サクラ?今のお前じゃ、生き残れる確率がほぼゼロだぞ?





ーーー――





大会が始まり、まさに戦場と化した地上でバトルが行われる。司会から言われた人数では四十八人いるらしい。

「モードビャッコは控えた方がよさそうだな。アモウ カズヤクラスの敵が来たら、使うしかないだろうが」

そう決め、目の前の敵を撃破していく。確かに一人一人手強いが、倒せないほどではない。

「コムカイ ユウトとバト
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ