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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
バトルロワイヤル 前編
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って自分に忠実だ」

『あーそうかよ。で、セシリアとサクラの方はどうだ?特訓の方とか順調か? 』

「それは先程話したばかりだ。私達は問題無い」

『レイはどう? 』

『俺は相変わらずだな。けど、次会った時楽しみにしてろ。かなり強くなってるからな』

「ふん。貴様が強くなったところで、1mm程度にしか変わらないがな」

『うるせぇな。そういうお前は、強くなってんのかよ?どうせ負けっぱなんだろ? 』

「ふん。なんのことだ? 」

『負けっぱなのかよ…………まあ俺もだけどよ』

『わたしも……』

「私の担当がふざけた奴なのだが、腕は確かな人物だ。おそらくハルカゼ達と同クラスだろう」

『たいへんそう……』

『けど、ハルカゼの人選だろ?何か掴めるはずだ。頑張れよ』

「何か掴める……か。二人共。実は担当からこういうことを言われたのだが、意味が分かるか? 」

コムカイ ユウトから言われたヒントを二人に説明する。

『なんで山猫なんだよ? 』

「それは私も聞いた。だが、答えることはしなかった」

『きびしーしぜん、けもののなかをいきのびるのに、なにをみにつける………なんだろう? 』

「二人だったら、なんて答える? 」

『俺か…………俺だったら、生きる為に強くなろうとすんな。要はアフリカとかサバンナとか、そんな感じの所だろ?
だったら、それに耐えれるように強くなろうとすんな』

カグラ レイの答えは強さか。では、セシリアちゃんはなんだ?

『わたしは…………わからない。けど、やまねこだといきられないとおもう』

『?どういうことだ? 』

『わたしもよくわからないけど、そうおもった』

「ふむ…………参考にさせてもらった。感謝するセシリアちゃん」

『おい。俺にはどうした? 』

カグラ レイの言葉を無視し、思考する。
ふむ…………他にも意見が欲しいものだが、このグループではこれが限界だろう。

通話に参加していない残りのメンバーを浮かべ、論外だとすぐに結論付ける。

『サクラ……どうしたの? 』

「なんでもない。少し考え事をしていただけだ」

『あんまり難しく考え過ぎんなよ?下手にはまると抜け出せなくなっちまうからな』

「ふん。貴様と一緒にするな」

『このやろう………』

その後、軽い雑談をして通話を切る。大会は明後日。それに備えなければならない。





ーーー――





そして大会翌日。結局答えという答えは出ず、大会を迎えてしまった。

「よーし、じゃあ健闘を祈るぜ」

「頑張ってくださいね」

二人から見送られ、単独で店の中へと入る。店内には既に多くの人に溢れ、見
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