第二章 Lost Heros
銀白VS六課&恋姫
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が、奪った武器「影閃」を三つにへし折り、それをそれぞれ三人に投げつけた。
無論、それは軽々とかわして次の矢を射ろうとする三人だが、その瞬間投げられたそれがボフンと爆発して煙を出す。
すぐにそれを手で払う三人だが、どうしてか意識が遠のき、その場に倒れ込んでしまった。
「小型の睡眠ガス爆弾だ。知ってはいても経験がなかったな」
ゴォオオオオオ・・・ドォオ!!!
と、そこに地面を窪ます一撃が叩きこまれる。
「そうさ・・・・お前が厄介すぎるんだ・・・」
「お前、コロス。絶対に許さない」
「悪いが・・・・・手加減はできねぇぞ、呂布奉先!!!!」
その恋の一撃を紙一重で避け、大剣「獅子天麟」を下から上へと振り上げて行く蒔風。
それを恋がスウェーで避けるが、蒔風はそのまま獅子天麟を上に投げて「風」「林」を抜いて斬りかかった。
それに対して即座に反応し、方天画戟の柄で受ける恋。
だがそれからもすぐに蒔風は手を放し、青龍刀で袈裟斬にする。
それを下がってかわす恋だが、そこで獅子天麟が落ちてきて地面に刺さった。
「ッ!?」
それはまるで壁のように恋のバックステップを止め、それにドン、と寄りかかってしまう恋。
しかも予期せぬ壁に体制も崩れた。その恋に蒔風の拳が迫る。
「星、巡りて天日を廻る。その日数三百と六十五」
ゴキッ!!!!
「打滅星、年巡り!!!」
ゴゴッ、ゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!!!
蒔風の拳が、次々と恋の身体に突き刺さる。
拳といっても掌底だが、部位によっては指突であったりとその拳は多彩だ。
そして十五秒後、その拳の嵐が止まり、恋の身体がぐらりと崩れる。
しかし、そこは天下の三国無双と謳われし者。それでも片足を踏ん張って恋はまだ倒れなかった。
が、今すぐに戦闘は無理だろう。
蒔風が恋の後ろの獅子天麟を抜き、背中に収めてフェイトに向かう。
翠はもう動けない。
アリシアだって今の攻撃を喰らってはもう立てないだろう。
そう思い、フェイトが蒔風へと向かった。
「年巡り」
「真・・・ソニック!!!!」
ゴッ、ガガガガガガガガガガ!!!!
フェイトのバルディッシュに、蒔風の拳が当たっていく。
フェイトはあの猛攻を受けきっていた。
さすがにもはや加速プログラムは無理でも、ここまでの加速ならば可能だ。
そうして、十五秒。
フェイトがすべての攻撃を受けきり、蒔風へと攻撃に移ろうとした瞬間、蒔風が背を向けてシグ
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