第二章 Lost Heros
銀白VS最強&最弱&聖人
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いう敵とも戦ってきた。
そして、敵の攻撃を掴んで投げると言う事も出来る。
しかし、この質量の前では、投げようとした瞬間に彼の身体の方が投げ飛ばされてしまうだろう。
と、そこでついに一方通行が蒔風に到達して迫る。
(これだけの砲撃だ。それに使う力が何なのかは知らねェが、片手間でできるもんじゃねェだろ!!!)
そうして、信じられないことに近くのビルを投げ飛ばし、その影に隠れて一方通行が蒔風を潰しにかかった。
が、そこで彼の耳に声が聞こえた。
「一方通行!!いいのか!?可愛い少女が迷い込んでるぜぇ!!」
「なっ、ガッ・・・クソッ・・・タレエエエエエエエエエエ!!!!!!」
そうして、彼がそのビルを殴ってその飛んで行く方向を変えた。
別に前に出る必要はない、真後ろから殴って横に飛ばすのはどうという事ではない。
しかし、彼がなぜそれをしたのか。
簡単だ。ビルと蒔風の先に、彼が守るべき少女がいたからだ。
その少女の名は、打ち止め。彼が守るべき光であり、絶対に失ってはいけないものだ。
「テメェ・・・やっぱさっきの放電は・・・・!!!!」
「気付いてたか!?ミサカネットワークに妹達が入れるんなら、オリジナルの御坂美琴も入れると思わないか!?」
そう、さっき彼がやっていた事とは
御坂美琴の力をメモリで使い、ネットワークに接続、その中で彼女に一方通行の居場所を教えたのだ。
ミサカネットワークとは妹達が電撃使いであり、そして同一人物ともいえるクローンだからこそできる芸当だ。
同様の脳波を持った者同士なら、その脳波をリンクさせてネットワークを構築できる、というものだ。
しかしそれで知ったからと言ってもちろん、こんな早く来るなんてことはない。
だが、昨日一方通行が来た原因の大元は彼女からの情報だ。
ならば、彼を心配する彼女だったらその跡をついてきていてもおかしくはない。
そしてここまで来て見失い、その後もうろついていたとしたら・・・・・
彼女がこのタイミングで来ることは難しくないのだ。
「このやろォが・・・・・・!!!!」
「そして・・・・・発動だ」
ドンッ!!と蒔風の固有結界が発動する。
一方通行はこの瞬間にこの男を見誤ったことを怒った。
この男の底力は一体どこまであると言うのか・・・・
瞬間、竜王の殺息はまるで鞭のようにしなった
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ