第二章 Lost Heros
銀白VS最強&最弱&聖人
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は言わん。だが・・・・今を越えなきゃ、先は来ないみたいでなぁ!!!!」
バッ!《ワールド!!!》
ゴゥン、という音を立て、それが蒔風の体に埋め込まれていく。
そのガイアメモリの存在はすでに何人かからの報告で聞いていたから驚きはしないが、脅威であることは変わらない。
一体彼は何をしてくるのか、今誰の力を発動させたのか。
それを知るすべは、ただ一つ。
彼がその力を使わなければならない。
しかし、彼は一向に動かない。
ただ、頭の前髪辺りから何やらパリパリと電気が放電されているようだ。
「なンだ?あのヤロォイカレちまったのか?そもそもありゃなンなンだよ」
「・・・あれは他者の力を使えるものらしい。だけど、あれは・・・・」
(なンだ?あの電気信号・・・・どッかで・・・・!!!)
「まさか・・・あのヤロォ」
一方通行がそれに気付き、駆けだした瞬間に蒔風の掌からガイアメモリが飛び出し、それをキャッチしてもう一度起動させた。
《ワールド!!!》
そして、挿入。
瞬間、蒔風の目の前に魔法陣が展開され、そこから青白い砲撃のようなモノが噴き出して一方通行に襲いかかった。
「ッッ!?いけないあれは!!!!」
その光に見覚えのある神裂が、一方通行に注意を促す。
一方、彼もそれには気づいていた。圧倒的なエネルギー。しかも魔法陣だ。
彼は過去に一度魔術攻撃を「反射」させたことがあったが、それは科学とは異なる法則で成り立っているものだったためにうまく返せなかった。
そして今も彼は魔術に関する法則を知っているわけではない。
だから、それを避けた。
変な方向にぶちまけるわけにはいかない。
そして上条もそれを避けようとしたのだが、神裂がそれに待ったをかけた。
「待ってください!!この砲撃がこのままいけば、この先の街は間違いなく壊滅します!!」
「な!?クソッ!!!!」
そう言われては、上条は受け止めざるを得ない。
その神秘なる右手で砲撃を受け止めた。
しかし、この砲撃の質量か何かはわからないが、消えないのだ。
否、消してはいるのだが幻想殺しの処理が追い付いていない・・・・・!!!!
竜王の殺息
かつてまだ「上条当麻」が生きていたころ、彼が守ろうとした少女が意識を失ってはなった最悪の一撃。
曰く、「伝説にある聖ジョージのドラゴンの一撃と同意」であり、この攻撃の光は粒子一つ一つの質が異なるため、幻想殺しの処理が追いつかないのだ。
もちろん、彼は今までそう
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