第二章 Lost Heros
銀白VSレベル5
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さないと、戦うにしても街から抜けるにしても不可能だ!!!くっそ・・・もっと速く動け横の足・・・・・・・ッッ!?)
が、その思うように動かない足はすぐに止まった。
妹達の攻撃か? いいや、違う
体力に限界が来たか? それも違う
ならば諦めたのか? 断じてない
蒔風が足を止めたのは、目の前に現れた妙に白い人間が原因だ。
服は何かというとグレーに近い。
何やらメカニカルな杖をついて、こっちに歩いてきたとの男は・・・・・・!!!
「よォお。なァにやッてンだ?テメェ」
「ア・・・・一方通行・・・・・」
「ッたく、あのチビが大変な事かもッて言うから来てみりャァよ、こいつは楽しいお客さンが愉快なことしてンじゃねェか」
カラン、と
学園都市最強の第一位/一方通行が、細い路地からこちらに出てきた。
彼が見ているのは、たった今、少女に蹴りを入れた青年と、それを追おうとして手に怪我を負った少女。
そして手には、美琴の姿が映っているカード。
「ンだァ?超電磁砲のファンにでもなッたのかよ?」
そう言って蒔風を茶化す彼だが、その目は一切笑っていない。
その一方で蒔風も焦っていた。
(この状況・・・ダメだダメだ・・・・戦えない・・・今の状態じゃ戦えない!!だから早めに済ませたかったんだ!!こんなの来たら・・・・)
一方通行は紆余曲折あって妹達を守る事を心に決めている。
そして、蒔風はそれを傷つけた男だ。
その時点ですでに攻撃対象だ。
そこで、ミサカが一言、彼に告げた。
「その男が持っているカードに、お姉様がとらわれています」
この男は御坂美琴を消した。
それが一体どういうことなのはか全くわからないが、あのカードに変えたらしい。
そして、彼女を狙う奴が妹達を見逃すはずがない。
一方通行の思考は回る。
第3位のことは別にいい。知らなかったらしいが、あの女も「あの実験」の加担者といえば加担者だ。あれに関しては守ろうとは思っていない。
しかし
「テメェ・・・ほかにもそォやッて消してンのか?」
「・・・らしくねェぞ、一方通行・・・今さら慈善事業かよ?」
「・・・・・」
彼はかつて学園都市の深い部分にいた。
その闇の世界で、様々なことをやってきた。
だが彼はその半面、「光」や「表舞台」に属する人間がそう言った「
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