第二章 Lost Heros
銀白VS前線&超電磁砲
[1/10]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「駄目だよ!!私は絶対に行かせないから!!」
「桃香様は悔しくないの!?ご主人様が消され、蓮華たちがあんなにも叩きのめされてしまったんだよ!!」
「蒲公英の言うとおりだぜ。しかもこっちは星、そして何よりも鈴々が・・・・・」
「桃香様・・・・我々には仇討の権利があります。私も仲間や主、そして友人が手にかけられて、黙っていられるほど冷静な人物ではありません。春蘭たち魏はすでに蒔風を追っています。我々も!!」
「ダメ!!もうみんな離れないで・・・・誰もいなくならないで・・・・ご主人様に鈴々ちゃんと星ちゃんがやられて、それで愛紗ちゃんまで失っちゃったらどうすればいいの!?」
「桃香様・・・・・」
「いつもなら、私も一緒に戦うよ。でも・・・・これじゃまるで・・・・」
「・・・・・わかりました。我々は彼を追うのをやめましょう」
「!! 愛紗ちゃん!!・・・・・」
そうして、ボロボロになって工事中の「EARTH」本部横の学園の一室で、一人の少女が義妹を抱きしめた。
しかし、行かないでと言われ抱きしめられる少女の瞳は申し訳なさと
確かな決意に燃えていた。
------------------------------------------------------------
「結構な数がやられてますね。我々などはもう狙われたら助からないでしょうが」
「やめろよ古泉。縁起でもねぇ」
「とにかく、ここにいれば大丈夫・・・・・のはずだ」
「上条さん、本当にそれ大丈夫なんですか・・・」
人口320万人の学園都市。
その廃棄都市の一角で、キョンや上条当麻をはじめとしたメンバーが集まっていた。
いるのは、ハルヒを除いたSOS団の四人、上条当麻、インデックス、そして彼女の所属する必要悪の教会魔術師、ステイル・マヌグスに神裂火織だ。
しかし、ついさっきまではここにはもう少しメンバーがいた。
ティアナたち四人のフォワードと、御坂美琴、白井黒子だ。
つい二十分前の事。
学園都市の治安を司る警備員や風紀委員に、学園都市に侵入者があったとの連絡が入ったのだ。
それを聞いて、その場にいた者は理解した。
ここに蒔風がやってきたのだと。
無論、それを聞いて黙っている彼女らではなかった。
ここの守りを彼らに任せ、蒔風に攻撃を仕掛けに行ってしまった。
ちなみにステイルと神裂はその後に姿を現した。
この場にはいたのだが、どうも科学サイドの二人がいるとどうにもやりにくいそうだ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ