第十五話 集結コンパチヒーロー
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突き刺さる・・・寸前で止まっていた。
何故なら
「セー・・・・・フ!!」
香澄が掴み取っていたからだ。
「怖・・・かっ・・・たぁぁぁぁっ・・・・いつもは矢だから弾丸は初めてだし」
「・・・矢掴んでるの?」
「見切りの修行で・・・ていうか・・・銃を使うなんてミカヤさんじゃないね・・・ミカヤさん剣だし」
飄々と答える香澄に唖然といると・・・
「・・・ほおお随分と味な真似をしてくれるな・・・」
そう言って手に手裏剣を持っていたミカヤ。どうも弾丸を掴んだと同時に手裏剣を投げ返していた香澄。
するとミカヤは銃を捨てると刀を召喚し香澄に斬りかかった。香澄は一寸ほど距離の見切りで回避すると背中の仕込み槍を組み上げようとするがミカヤの一閃で破壊されてしまった。
「作るの大変なのに!!だったら!私の本気武器!!」
ポケットから取り出したのはサイという武器だ。ミカヤの一閃を受け止めそのままもう一個サイを取り出し攻めた。だがミカヤは構え直し薙ぎ払うが香澄はジャンプで回避しそしてミカヤの構えたままの刀に舞い降りた。
「下等動物が・・・」
「・・・そんな事言うなら・・・あまりやりたくないけど本気出そうかな・・・獅童流忍術奥義」
どうもまだ本気じゃないらしい香澄はミカヤの刀から跳び・・・己の五感を刃の様に研ぎ澄ませた。ミカヤの斬撃を掻い潜りサイを使って無数の突きを浴びせるがミカヤも刀で丁寧に受け止めるが、すぐに回し蹴りを入れられて付き離されてしまい距離を開くが・・・集中力が切れてしまい空中後転して翼のもとに舞い降りる。
「お前・・・絶対超人だろ」
「はぁ・・・はぁ・・・そんな事より・・・人間が乗っても刀を水平に維持してた・・・人間じゃない・・・闇軍団!!」
「違うな・・・は!」
ミカヤ不適な笑みを浮かべると背中から天使の羽のような物を広げた。
その姿は高貴さを漂わせるが同時に不気味さを見せた。
そして凄まじい衝撃波を放った。
翼と香澄に襲い掛かる瞬間凄まじい爆音が響き渡り翼と香澄は身体を持ち上げられ危機回避したのだ。
そこには・・・
「畢姉!」
「ランさん!?」
バイクで駆けつけた畢とランの姿が・・・無事を確かめたのかランが叫んだ。
「てめえ・・・イーハトン星人!!」
「ほぉ・・・お前ウルトラ戦士か・・・なら早く済ませよう・・・私達二人の世界を作る為に・・・さっさと逃げるがいい・・・3秒やる」
ニヤけるミカヤは気絶しているタカヤを抱き上げその唇を奪おうとした瞬間・・・畢がミカヤの頭を掴みそれを阻止した。
「・・・貴様」
「・・・2秒やるからその汚い唇をどけろ」
ミカヤの一閃が畢の腹を斬った。崩れ落
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