1617話
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がいるのなら、それこそ艦載機のバッタやメギロート、シャドウといった水中でも行動出来る機体でどうとでもなる。
後は……そうだな。最悪相手の上空で空間倉庫から取り出して落とすとか?
別にわざわざ潜水艦でやる必要はないが、まぁ、手段の1つとしてはありだろ。
ともあれ、潜水艦を入手するとそのまま影のゲートに身を沈めていくのだった。
「うん? どうしたんだよ、アクセル。随分と遅かったな」
食堂にやって来ると、そこではデュオが連合軍の軍人と食事をしながら話していた。
……相変わらず馴染みやすい奴だな。
ガンダムがOZを対象に攻撃をしていたとしても、実際にはその攻撃で連合軍も被害を受けている。
そうでなくても、ガンダムは一種の畏怖を抱かれる存在だ。
まぁ、単機で幾つもの基地を奇襲し、その上OZに対して――連合軍も混ざっていたが――被害を与えてきたMSだ。
当然色々と思う奴もいるだろうし、その人柄に畏怖を覚えてしまうのも当然だろう。
だが、俺の視線の先では連合軍の軍人と談笑しているデュオの姿があったのだ。
正直なところ、俺を見る連合軍の軍人の視線の方が余程畏怖に満ちていると言ってもいい。
「ああ。ちょっと昼寝……いや、夕寝か? してたら遅くなってな」
「ふーん……ま、いいけど。それより飯だろ? 一緒に食おうぜ。こいつらもアクセルには話を聞いてみたいだろうし」
チラリと連合軍の軍人に視線を向けて告げるデュオ。
座っている軍人の方は、年齢的に明らかにデュオよりも上なんだが……まぁ、その辺はあくまでも実力重視といったところなのだろう。
それに年上ではあっても、30歳、40歳といった風に極端な年上ではない。
明らかに、まだ10代後半……もしくは20代前半といったところだ。
「いや、俺は1人で食うから気にするな」
俺を見ている軍人の目にある畏怖に、もし一緒に食事となれば向こうはろくに食事を味わう事も出来ないだろうと判断してそう告げる。
その瞬間、軍人達の目には一瞬だが安堵の色が見えたのを思えば、その選択は決して間違いではなかったのだろう。
「んー? そうか? まぁ、アクセルがそう言うならいいけどよ。どうせなら、飯は全員で食った方が美味いと思うんだけどな」
肩を竦めるデュオ。
まぁ、その意見には決して反対しないが、それはあくまでも食事をする相手がこっちを怖がっていない状況で、の話だと思うが。
向こうにプレッシャーを与えるという意味なら、それはそれで問題ないが。
そんな風に考えつつ、料理を受け取るとデュオ達から少し離れた場所に座る。
俺が選んだのは、海の直ぐ側にある事から魚介類がたっぷりと入ったスープがメインとなっているセットだ。
それ以外
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