巻ノ七十八 打たれる手その八
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たか」
「鍋島家も上手くいった」
九州で龍造寺家の家老であるが実質的に動かしているのはこの家なのだ、鍋島直茂のことである。
「どうじゃ」
「西国の多くを味方につけたうえでか」
「後は挙兵か、しかも」
大谷は鋭い目になりさらに言った。
「上杉家もか」
「直江殿と手筈は整えた」
「左様か」
「だからじゃ、挙兵すれば内府を東西から挟み撃ちに出来る」
上杉家討伐に向かったその家康をというのだ。
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