暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1616話
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ーニアだな。勿論空中にいる時程じゃないが、水中でもそれなりに使い物にはなる」
『……俺の機体にもそういうのが欲しいところだな』
「だろうな」

 短くそう言葉を返す。
 別に水中での戦い以外でも、デスサイズは基本的に近接戦闘をメインとした機体だ。
 であれば、出来るだけ早く間合いを詰めるというのはデスサイズにとって最重要課題の1つと言っても間違いはない。
 ……そもそも、以前から思ってたんだが、何だってウイングガンダム以外のガンダムは地上戦用なんだろうな?
 勿論オペレーション・メテオで地球に送り込まれるのだから、地上戦を重視するのは分かる。
 だが、空を飛べるのと飛べないのとでは、大きな差があるだろう。
 うーん、やっぱり専門分野の違いからか?
 スラスター関係の専門分野がハワードだったから、それ以外の科学者達ではウイングガンダム以外のガンダムには飛行能力を与えられなかった?
 そう考えれば、スーパーバーニアを強化する事が出来るハワードと早めに接触出来たのは運が良かったんだろうな。

「いっそ、ハワードに頼んでその辺を改修して貰ったらどうだ?」
『そうしたいところだけどな。けど、そんな真似をしている時間はないだろ? シャドウミラーに入ったからには、俺も相応に活躍する必要があるし』

 溜息を吐くデュオの言葉だったが、それは間違いのない事実だった。
 五飛は、シェンロンガンダムでシャドウミラーと行動を共にして、それなりに大きな戦果を挙げている。
 だが、デュオがシャドウミラーに入ってから大きな戦いは……今回の件があるまではなかったからな。

「それなら、やっぱり今回は頑張る必要があるだろうな」
『そうだな。そうさせて貰うよ』

 そう告げ……大まかな洗浄が終わったと連合軍の整備兵に合図を送られ、トールギスを動かすのだった。
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