暁 〜小説投稿サイト〜
テキはトモダチ
British Rhapsody 〜赤城〜
Apology and Greeting
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 やっと元の世界に戻ってきたロドニーさんの意識が、なんとか力づくで自分の身体を反転させた。焦点の合わない眼差しで顔中冷や汗ダラダラ。顔色は真っ青で、半開きの口から漏れ出る声はアワアワと怯えている。腰がひけてへっぴり腰になっていて、こんなに頼りなくて情けない、ぽんこつロドニーさんを見たのは初めてだ。なんだこのぽんこつビッグセブン。

「あ、あの……みんな……」

 ……まぁ、あんなメールをもらったら……ね。誰だって、怖いですよね。

「あの……えっと……」
「「「……」」」
「こ、ごめんな……さい……」
「「「……」」」
「これからも、よ、よろしく……」

 頭がまったく回ってないんだろう。瞳をぐるぐると回しながら、彼女がやっとの思いでひねり出した言葉が、改めての挨拶だった。

「「「「よろしくー!!!」(なのですー!!!)」(だクマー!!!)」(コワイカー!!!)」

 私たちはロドニーさんに、息を揃えてバラバラに、思い思いの言葉を投げかけた。いろいろとアクシデントはあったが、無事ロドニーさんはこの鎮守府の一員になった。めでたしめでたし。

 あとは、ネルソンさんの来訪がいつになるか、だが……

「ところでロドニー?」
「うあああああああ……」
「ネルソンさんはいつ来るんだ?」
「あばばばば……」

 集積地さんと戦艦棲姫さんが、前後不覚のぽんこつロドニーさんに言い寄り、ロドニーさんはそれに気づかず相変わらず頭を押さえて目をぐるぐるさせている。

 私は気になって、再度メールの文面を確認してみた。ネルソンさん来訪の予定日時は……記載なし。私はネルソンさんからのメールを読みながら、反射的に自分のおしりをそっと優しくガードした。


『通告』

親愛なるロドニーへ

もう2日も連絡をくれないのはどういうことなのかな?
『帰りたくないっ』てダダをこねてるって聞いたから、
姉さんこっちで女王陛下にお願いしたり、色々がんばったんだけど?

1日ぐらいの不通なら大目に見たけど、さすがに心配かけすぎです。
姉さんだけならまだいいけど、女王陛下も心配しておいでです。
これは姉さん、さすがに見過ごせません。怒り心頭です。

実は、私自身も日本の鎮守府運営の研修を受ける必要が出来たため、
近いうちにそちらの鎮守府を訪問する予定です。
日頃お世話になっているアカギさんたちにお会いしたいし、
サクラバ大尉にもご挨拶しておきたいしね。

つきましては……その時に、あなたにランスで稽古をつけてあげます。

久々のジュースティングなので、手加減無しで行きます。
怒りに任せて容赦なくどつきまわすので覚悟するように。
主に尻をどつきまわします。
尻を磨いて、私の到着を震えて待っていな
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