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OS編ep2記憶
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と考えたキリトはこのイベントバトルに二人を探しに来ていた。
『パパ・・すみませんがジェネシスとエイジのプレイヤーデータは見つかりませんでした・』
ユイにも探してもらったが結局見つからず仕方なく近くのベンチに座るキリト。
「何て顔してるのよ」
そのキリトに一人の少女が話しかけてくる。シノンだ。どうやらこの場所はシノンの家の近くらしい。
「キリト・・一人で悩んでどうするのよ」
「シノン・・オーディナルスケールは危険だ!!もしオーディナルでやられた君の記憶だって・・」
「心配要らないわ。だって私はSAOの記憶が無いもの。それにあなたが私を守ってくれるんでしょ?」
「・・あんまり無茶はしないでくれよ」
そういって立ち上がるキリト。どうやら戦闘開始まで後少しとなっていた。
「オーディナルスケール起動!!」
時間が来て現れるボス。その姿を見てキリトは絶句した。
「十八層のボス、ダイアンタスクだと?!今日は十三層じゃないのか?!」
「パパ!!現在都内十ヶ所でボスが出現!!その影響でボスがシャッフルされています!!」
東京タワー
ここにもオーディナルスケールのボスが現れていた。黒い体をした巨大なカエル、キング・ザ・カオストード。そのカエルと戦闘するプレイヤーの中に驚異と言える強さを見せつける一人のプレイヤーがいた。事実そのプレイヤーがたった一人でそのカエルの体力を減らしていた。
ダイアンタスクとの戦いを終えたキリトとシノンは広場から少し離れた場所にいた。結局ジェネシスもエイジもイベントバトルに現れなかった。またユイも一部のプレイヤーに不可解なプログラムが働いていたことに気付いたが後一歩のところで情報を得られないでいた。
「・・結局手詰まりか・・・」
「・・ねぇ何かまだあるんじゃない?何か見落としていることとか・・」
「・・・もしかして・・ユイ!!あの少女が指差した方向と東京の地図を照らし合わせてくれ!!」
次の日キリトは大岡山にある東都工業大学の教授である重村に会いに来ていた。重村はオーグマーの開発者であり何かを知っていると考えたが結局何も分からなかった。その帰り道アスナから連絡が入りキリトはアスナの家に向かった。
リュウヤは一人で町を歩いていた。あのイベントバトルから二日がたったが結局あの日から何も思い出すことはなかった。昨日のイベントにはキリトから参加禁止令を出されたため参加出来ず一人で家にいた。特にすることもなく町をぶらぶらと歩いていたリュウヤ。そんなとき突然何かを感じ振り返った。しかしそこにはなにもなかった。
都内の公園
キリトは一人で歩いていた。数時間前アスナの家でアスナの思いをしったキリトは再びエイジとジェネシスを探すためオーディナルスケールのイベントバトルに向かっていた。しかし気が付くと公園では
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