200部分:二本の槍その二
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は腰の剣を抜こうとしたままの姿勢で槍を突き付けられ絶句した。歯を食いしばり無念の表情だったがすぐに穏やかな顔になった。
「見事だ。私の負けだな」
「では私の願い、お聞き入れ頂きますね」
アルテナも微笑を浮かべた。
「ああ、私とトラキア竜騎士団、そしてこのグングニルの力、今より解放軍の末席に加えさせてもらいたい」
両軍から歓声が沸き起こった。それが返答だった。アルテナも槍を下ろした。
「また翼を並べて天を駆ける事が出来るのですね」
満面に笑みをたたえていた。だが瞳から涙がとめどなく溢れ続けた。二本の槍の宝珠が互いを呼び合う様に輝いた。その輝きは再会を喜び合う兄妹の様であった。
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