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転生とらぶる
ガンダムW
1615話
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う。
 降伏してもそれを受け入れずに攻撃してくるのを考えれば、それは当然かもしれないが。
 海が近いという事もあって、それなりに居心地のいい場所なのは間違いない。
 後は、いつその水中MS部隊……恐らくアレックスが率いているだろう奴等が来るか、だな。

「じゃ、デュオの様子も分かった事だし、俺はそろそろ行くぞ。暇をしてるんなら、五飛辺りの部屋にでも行ってみたらどうだ? ここに来る前に寄ったけど、五飛も暇そうに瞑想してたぞ」
「……五飛の奴、生真面目だからあんまり合わないんだよな」

 だろうな。
 真面目という、そういう硬さが五飛にはある。
 カトル辺りなら、デュオもそれなりに打ち解ける事が出来たんだろうが。

「それでもシャドウミラーの中で数少ない……数少ない? まぁ、ともあれガンダムのパイロット同士なんだ。仲良くやってくれると、こっちとしては助かる」

 元々5機しか存在しないガンダムのうち、2機がシャドウミラーに集まっているのを考えると、とてもではないが数が少ないとは言えないだろう。
 ただ、ガンダムのパイロット同士仲良くして欲しいというのは、紛れもなく俺の本心だ。

「あー、それは分かってるんだけどな」
「お前達がいつまでシャドウミラーにいるのかは分からないが、それでも折角の機会なんだ。ガンダムのパイロット同士、腹を割って話し合っても悪くないだろ?」
「……へぇ、ずっと俺達がシャドウミラーに所属する、とは思ってないんだな」
「そりゃそうだろ。強さを求める五飛はともかく、お前は善意で協力してくれているだけだ。ずっとシャドウミラーに協力するとは思ってないさ」
「……善意で協力、ね。俺は脅されているというのが一番正しい表現だと思うんだけどな」

 少しおどけたような表情で……それでいながら、しみじみとした実感を込め、呟く。
 まぁ、笑って誤魔化したい気持ちは分かる。
 誰だって覗き魔だという話を広められたくはないだろう。
 更に悪い事に、凛の場合はシャドウミラーの事務官として書類仕事を一手に引き受けている以上、連合軍との純粋な繋がりが多く、更にはその美貌で連合軍にもファンを大量に生み出して……いや、生み出し続けている。
 ルクセンブルク基地でも、復興が完了したとして俺達が出ていくという話が広まった時、純粋に戦力的な心配をすると同じか、下手をすればそれ以上に凛や綾子がいなくなるのを残念がった者が多いらしいし。
 ちなみに、何だかんだでサリィも結構ファンがいるらしい。
 うん、まぁ……お淑やかで、出来る大人の女って感じだしな。
 ……お淑やかな女は、敵の基地に潜入して爆破したりはしないだろうが。
 ともあれ、凛はそれだけ連合軍との繋がりが深い。
 だからこそ、本気になればガンダムデスサイズ……ガン
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