恐怖!マッドアルケミストの毒ガス漂うゴミ焼却!
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「「「「「力を合わせて流星ビーム!!」」」」」
「覚えてろよーー!!!!!」
都会の青空の下で亜矢子の悲鳴が鳴り響くのであった
「あ、首領?うん今日も失敗だよ」
報告を素早く済まして撤収準備
「はーいみんなー!怪我した人は開発室で治療するからねー!動かない人も運んじゃってー!秘密結社の方もどうぞー。壊した物?そんなのリュウセイジャーに直させるわよ、それより早く逃げるよ」
『ヒーロー』が街のみんなに感謝されている間に悪党はこっそり逃げていくどの街でももはや見慣れた光景になってしまっていた
悪の組織も多いが1つ増えるたびに1つ増える正義の味方に見事に負けるのである
今日も世界は表向きには平和で安全で退屈だった
「リュウセイジャー大活躍!悪の組織『ショータイム』が列車爆破を試みるも大失敗?一方その頃秘密結社DDは謎の『ヒーロー』K・Aが討伐ねぇ」
翌朝の新聞に大きく『ヒーロー』の活躍が扱われている
「K・Aかぁーあいつが出てきてたならDDを見学してた方がよかったかなぁ」
作戦は失敗したがケンカが作った朝食を食べてコーヒーを飲む優雅な朝を私は満喫していた
いい加減どこかの組織が勝たないと悪の組織の威光が完全に無くなる
世界征服とか言っているが今では『ヒーロー』をなんとか倒すことを必死になって考えている
「私が酷い目に合ったのに随分と優雅に食事してるじゃない」
恨めしそうに暗子を睨むのは幼馴染の亜矢子
流石に常時怪人状態にはなっておらず普通の女性の姿をしていた
紫色の髪の毛に紫色の瞳着ている服装は何故かセーラー服
「えー、だってあんな古典的な作戦が通用するはずがないし」
悪の組織の構成員は基本的に3種類
1つは異世界人 『ショータイム』では首領と『六魔将』のうち亜矢子を含めた4人
この5人は半端なく強い ただし作戦がお粗末でいつも負けている
次が怪人
開発室で作られた怪人達は普通の人間を遥かに超えた力を持ちそこそこの地位がある
現場の指揮を頼まれる戦闘員達のリーダーだ
私は自己改造済なのでここに含まれる
一応巨大化能力を持たせている奴もいるが『ショータイム』は『マスク』との戦闘を前提としているので無駄な機能を増やさず通常の戦闘を重視した性能になっている
巨大ロボとの戦闘なんて想定していない
そもそも向こうもこちらが巨大化しない限り使ってこない
最後に人間
平の戦闘員から資金確保のための人員まで一部はそこそこの地位にいるが基本的には下っ端
作戦の企画立案は基本的に異世界人がするので負けるのだ
実力社会の弊害か……
「だったら暗子がやって
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