恐怖!マッドアルケミストの毒ガス漂うゴミ焼却!
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つかぁー」
なんとなく悪そうな話をして新しい『ヒーロー』への対処方法、悪の組織間の連携方針についての会議
怪人を作るだけが能の私には正直関係ない
「お休みにしますか?」
「いや、一応行きますよ〜」
参加しないと幼馴染が拗ねて面倒なのだ
行くと決めたからには容姿を整えなくては
もう3日も開発室に籠っている(ただし仕事はしていない)ので酷い見た目になっていた
鏡の向こう側にはゾンビのように顔色が悪く濃いクマが浮かびボロボロの黒髪と白衣が見える
「うっわこれじゃいつぞやに作った怪人ゾンビ女じゃん」
風呂、食事、睡眠をしたら何とかなるだろう
我ながら酷い堕落っぷりだ
好きなように遊んでだらけてそれでいて地位が高い
持つべきものは異世界から来た立場の良い友人だよなぁ
高層ビルの会議室
悪の組織『ショータイム』が運営しているビルで6人の大幹部通称『六魔将』と首領での話し合いが行われる
「全員揃ったようだな」
重圧感のある首領の声が会議室(何故か電気を消して暗くしている)に響き会議が始まる
「マッドアルケミスト、今回の会議の主題を皆に話してやれ」
首領は『ショータイム』にカリスマ性と力で君臨するボス 『六魔将』全員で戦ってようやく本気を出すほど強大な存在なのだ
「あの暗子ちゃん?皆に説明を…………」
そんな首領にちゃん呼びされる暗子は『六魔将』のナンバー2になっている
「あれ?私のコードネームそれだっけ?ごめんごめん今日はねー秘密結社DDさんと協力して流星戦隊リュウセイジャーを倒そうって話ねー」
悪の組織は何故か資金が多く構成員も多いのに少数精鋭の『ヒーロー』に連敗しているので最近になって組織間連携が企画されるようになった
「もう!暗子ちゃんしっかりしてよ!せっかくお父様が雰囲気作ったのに!」
声を上げるのは『六魔将』のナンバー1
首領の娘であるカオスガール(ちなみに人間社会に紛れる時は黒条亜矢子という名前になっている)
当然実力も『六魔将』ナンバー1だが頭が若干悪く人間に混沌とさせるという感じでカオスガールなんて名乗っているが彼女の作戦は基本的に『ショータイム』側が混沌なことになる
「だって今回亜矢子の作戦だしなー開発室もそうだけど他の部署も後始末の準備をもう始めてるよ?」
「亜矢子って呼ぶなぁ!!私はカオスガールなの!」
そして
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