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ソードアート・オンライン《風林火山の女侍》
伍:戦後
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から流れるだけ、無限ループだ。
 このままでは確実に風林火山に、いや風林火山だけではなく攻略全体にも迷惑をかけてしまうだろう。武器を持っていない、戦闘にも参加できない。このような状態では攻略どころかフィールドに出ることすら危うい。

「いちゃ、いけ……ない……だ、め……」

 でも足手まといになりたくない。彼女の中でそれは譲れなかった。ウザがっていたというのも否定できないが、それでも風林火山がなければ今のセリシールはなかった。だからこそ自分が足手まといとなることでこのギルドを壊したくない。
 ならば今の自分にできることは一つ。

「………ご、めん……なさ、い………師匠……」

 その日、セリシールは誰にも告げることなく風林火山を退団した。

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