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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
選択肢の誤り
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だけで何かの同盟を結んでしまい、姉、金髪縦ロール、金髪ツインテールのデッカイの、士郎の妹を全廃するまで一緒に闘い、異世界の同一人物なのでそのまま二人で嫁ぐか、雌雄を決するのは最後に、と考えていたのに気付かされた。
「先輩、私とも結婚しましょう」
 桜に妊娠出産子育てを任せ、その間に士郎が浮気しないよう、「全力で」夜のお勤めをするつもりの桜人形。
 もちろん自分とアンジェリカだけが永遠の女子高生なのを知っている。
((((桜、恐ろしい子))))
 凜とルヴィアだけでなく、クロエやアンジェリカも月影先生の髪形になって、少女漫画特有の白目を剥き、桜姉妹?のテレパシー能力や即断即決能力を恐れていた。
「式は簡単なので良いですよね? 姉さんにも来てもらって、お友達にも少し。向こうの世界が落ち着いたら、弓道部のみんなとか、向こうの先輩にもお披露目しましょうか?」
 式の途中、向こうの士郎が「ちょっと待った〜〜っ」と言ってくれるか、告白してくれて修羅場になるのを期待してしまう魔女。
 弓道部で披露宴をして、兄の人形とかにも祝儀を弾んでもらって、間桐の全財産を掴むつもりでいた。
(((((((桜、恐ろしい子)))))))

「お兄ちゃん、どこ行ってたの? 綺糺さんとか外国から何回も電話があったわ」
 美遊が電話線を繋ぐと、すぐに電話が鳴った。
「アロー、アイムskfhぴhg@tkさshだ;lhfg、アインツベルン」
 ドイツ訛りの英語と言う難問を受け、ヒアリング不能だった士郎は、総毛立ってヘルプミー表示でルヴィアとアンジェリカを見て受話器を渡した。
「(翻訳)電話代わりましたわ、は? アインツベルン? イリヤスフィールの親戚ですって?」
 フランス語訛りの英語で会話するルヴィアだったが、アインツベルンと聞いてクロエに変わろうとしたが、「アイキャンノットスピークイングリッシュ」とイリヤと同じく見事な日本語訛りで断った。
「ええ、親族としてドイツに迎えたい? ええ、親戚なので旅費も滞在費も出す? でも本人達は英語もドイツ語も喋れませんよ?」
 相手方は「若いので心配ないでしょう、ドイツ語などすぐに覚えますよ、すぐに迎えの者が参上します」と軽く言ってくれた。
 一行が帰って来て安心したイリヤも参加して、ルヴィアからもアインツベルンから電話があったと説明を受けた。
「みんな、私に内緒でどこ行ってたの?」
 イリヤは留守中ジュリアンとベアトリスまで来てしまってピンチだったと伝え、エインズワースに外国人が来てしまって、ジュリアンは留学しないと告げて帰ったのも伝えた。
「あら、イリヤはドイツ留学で決定? お兄ちゃんはどっちに行くのかしら? ドイツ、イギリス?」
「「エ?」」
 士郎やルヴィアの言葉、綺糺からの電話で、ヨーロッパ方面がどれぐら
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