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転生とらぶる
ガンダムW
1613話
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 さて、次は……サリィだな。
 ルクセンブルク基地では当然サリィにも部屋を与えられている。
 それもニューエドワーズ基地にいるセプテムやベンティから便宜を図るように言われているのか、それなりに立派な部屋だ。
 まぁ、連合軍にとって、シャドウミラーというのは現時点で切り札といった存在だ。
 その俺達との連絡役のサリィには、少しでも快適な生活を送って貰いたいという事か。
 サリィのいるだろう部屋の前にやって来ると、軽くノックをする。
 すると、すぐにサリィが顔を出す。

「アクセル代表? どうしたんですか? ……言っておきますが、凛と綾子に色々と言われているので、アクセル代表のお誘いには乗りませんよ?」
「……あの2人と、一体どんな話をしてるんだ……」

 まぁ、凛と綾子の心配は分からないでもない。
 自分で言うのも何だが、俺は女好きだしな。
 恋人が……しかも同棲している恋人が10人近いという時点で、ハーレム大魔王と言われても仕方がない。
 ……大魔王というのはともかく、ハーレム大魔王になると途端に怪しげになるな。

「凛と綾子とは仲良くやってるようで、何よりだ」
「はい。元々連合軍には女の軍人はそんなに多くないですし、あの2人とはよく行動を共にしているので」

 なるほど。
 勿論連合軍の中に女の軍人が皆無という訳ではない。
 だが、そんな中でもサリィの階級はそれなりに上の方だし、何よりシャドウミラーと行動を共にしているという事で、他の軍人とはあまり深い付き合いが出来ない。
 MS輸送機のパイロットや整備員は全員男だし。
 連合軍の中にはシャドウミラーについて少しでも情報が欲しいと考えている者も多い。
 サリィに近付いてくる全員がそういう思惑を持っている訳ではないだろうが、それでも怪しまなきゃいけない。
 そうである以上、やはり同年代の凛や綾子と仲が良くなるのは当然の事なのだろう。

「こっちも、凛や綾子と仲良くしてくれてるようで何よりだ。……で、明日にはこの基地を出発するけど、そっちの準備の方は出来てるか?」
「はい。そちらは問題ありません」

 あっさりと告げてくるサリィ。
 こっちも軍人としてその辺りの準備は問題ないんだろう。

「分かった。準備が出来てるのなら、それでいい。俺は他の面子にもちょっと顔を出してくる」
「はい、お気を付けて」

 短く言葉を交わし、サリィと別れる。
 次に向かったのは、凛と綾子……ではなく、格納庫。
 改修が始まってから随分と時間が掛かったような気がするが、実際にはそこまででもない。
 だが、それはあくまでも俺の認識であり、実際にトールギスを改修していた連合軍の整備員達は連日連夜、それこそ月月火水木金金といった日々をこなし、その結果が今のトール
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