第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change10:取り戻した紅髪姫〜Prohibition brought by consideration〜
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方形の形をしたリボリバー式の拳銃……
『Vash the Stampede』を構えそのまま衛兵全員の太ももの内側を撃つ。
バッバッバッバッバッバッァン!!!!!
「うがぁ!!」
「か、体が動かない!?」
「我々全員を同時に撃ち抜く…だとッ!!!」
俺は衛兵全員を無力化する。さきほど衛兵の一人が全員を同時に撃ち抜いたと言ったが。これは西部時代にはやっていた銃技『シックス・オン・ワン』の原理を応用した技『シックス・オン・オール』意味としては『六発の銃弾を目標物すべてに命中』ってところだ。だがこれで持ってきた全ての銃弾を使いきってしまった。まあここまできたならもう銃は必要ないからな。
「これはいったい!?」
「リアス殿!いったいどうなっているのだ!!」
俺たちの突然の来訪で周りがざわつく中、俺はひときわ目立つ赤髪の長い男性が、ちょうどリアス部長に近づいて行くのを見た。どうやら手はずどおりにやってくれるようだな…『魔王、サーゼクス・ルシファー』。
「私が用意した余興ですよ」
「さ、サーゼクス・ルシファーさま!?」
貴族の一人が慌てた表情と声で、その名を呼んだ。まあ悪魔のトップに君臨する魔王がいるから当然の反応か。
「サーゼクス様!このようなご勝手は困ります」
「・・・いいではないか、ライザーくん」
・・・サーゼクス・ルシファーはライザーの言葉を止める。
「この前のゲーム、私も含め魔王全員で拝見させてもらったよ。しかしゲーム経験もなく駒も半数に満たないリアス相手に、随分と興味深い代物を使って勝利したじゃないか」
「ッ!!・・・・・・それはサーゼクス様、貴方様はあのゲームを白紙に戻せとおっしゃるんですか?」
「いやいや、そこまでは言っていない。魔王である私がゲームに口を挟めばゲーム自体の存在意義を失ってしまう。しかも今回は事情が事情だ。それにゲームを内容を周りの上級悪魔に知られたら旧家の顔もたたないだろう?」
「……ッ。判りました」
どうやらうまくライザーを言いくるめてくれたようだな。
「かわいい妹の婚約パーティ、せっかくなら派手な趣向もほしいところだ。それで私はこのような趣向を要してみたのだが見てくれたまえ」
すると会場の空中に魔方陣が現れ日本語と悪魔文字で書かれた文章が載っていた。そしてこうかかれていた。
《婚約パティー記念。レーティング・ゲーム》
《一回戦。ライザー・フェニックスVSリアス・グレモリーの『兵士』兵藤一誠》
《二回戦。ライザー・フェニックス眷属VSリアス・グレモリーの『協力者』神無月進》
と書かれていた。まさかこんなに派手に演出してくれるとはな。しかし
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