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!!
俺たち今、大変なんです!!」
カツラ:「じゃろうな、、。ヤマブキシティの
立体映像を見てそう思ったわい」
ヒロシ:「え?」
カツラは何かに気付いた様子だった。
ヒロシ:「どう意味ですか!?」
カツラ:「ポケモン育成施設から
通じておる地下水道から、ポケモン達が
逃げておる、、、それも、一匹だけ
特殊な生体反応がポケモンに混じってのっ」
ヒロシ:「!?」
ミドリ主任:「!!」
ヒロシが遠くを見ると、水ポケモンが
育成されている水槽があり、その水槽の水が
空になっていた事に気付いた。
ヒロシ(そうか!ここには水ポケモンの
シェルダー達がいた水槽もあったんだ!
水が抜けてポケモンも居なかったから
避難させる時に気づかなかった!)
カツラ:「生体反応の色がポケモンでも
人間でもない、紫色の生体反応が
一つだけ出ておるんじゃ、、、。
ところで、君たちは何をしとるんじゃ?」
ヒロシ:「ちなみに、今どのあたりを
移動してますか!?」
カツラ:「それが、たった今
ヤマブキシティから抜けたもんで、
反応が皆消えてしまったんじゃ。
じゃが、消えた方向から推測すると、
向かっている場所はクチバシティじゃ」
ヒロシ:「クチバシティですね!
わかりました!じゃあまた後で!」
カツラ:「いやちょっと待つん、、」
ピッ(無線機OFF)
ヒロシは無線機の電源を切った。
ヒロシ:「みんな!アークのバリアーを
解除するから、少しの間散らばって
逃げてくれ!!」
サトシ:「バリアーを解除!?」
ミドリ主任:「何か方法があるの?」
ヒロシ:「アークに頼んで、ニドクインを
テレポートでここに連れてくるんです!」
ミドリ主任:「もしかして、今の
生命反応が何とかって、ニドクインの事?」
ヒロシ:「俺の推測だと、紫の生命反応は
実験の副作用で体に異変が起きた
ニドクインです!」
ミドリ主任:「そんなっ!」
ヒロシ:「とにかく、今はアークに
頼んで確かめて見るしかありません!
アーク!やってくれるか!?」
アーク:「ケェーっ!」
ヒロシ:「行くぞ!、、、せーのっ!」
シュンッ!(テレポートするアーク)
ダッ(散らばるサトシ達)
ニドキング:「ニドォオ!」
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