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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
33世界の終末時計残り1秒
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痛もアル中も熱も炎症も治り、健康体になったアクア。残骸の方は天使が消してしまった。
「夜用に銀のアクアも入れておきますね、これで「昼は聖女、夜は娼婦、アクアちゃん人形」が夜のお相手をします」
 カズマ的にはアクアの知能が少しでも上がって喜び、夜にはあの性格悪そうな銀のアクアに虐めて貰えるのを期待してしまった。
 ダクネスもめぐみんも、アクアには結構機械部品と電子部品が使われているのを見てドン引きしていた。
「何を驚いている? お前達紅魔族も人間もサッキュバスも、全部人造人間なのだぞ? この地球上で本当の人間はカズマ様ただ一人だ」
「「「「「エ?」」」」」
 やっぱり人間も魔族もエルフもドラゴンも、ジロン・アモスくんとかエルチ・カーゴさん、ナウシカちゃんみたいに、天使たちが用意した人造人間で、地上の浄化とかが終わるまでの労働力で、女神にも人間にも、何一つ敬意を抱いていない表情で見下げ果てた。
「あ、やっぱりそうなんだ……」
 予想が当たってしまい、現生人類が自分一人なのを知って寂しくなるカズマ。人肌が恋しくなってアクアとかめぐみんの小さな手をギュっと握った。
「カズマ様が選んだ女は生きる許可を与える、そのまま人間の子供を生産しろ。だが他の「物」は不要だ」
 セラフ1の大きい方の本体が動き出し、また大音量で放送した。
『お前たちの任務は終了した。不要な労働力は全て始末する。お前たちなどすぐにでも石鹸に加工してやる。去勢処理して我らに忠誠を誓った物にだけ生きる権利を与えてやる』
「うそ〜〜〜ん」
 いきなりホロコーストで全員終末収容所行きで、中国共産党に支配されたチベット人かイスラム圏みたいに、去勢して漢民族のために働き、女房や娘を中国人にレイプされていても笑ってお茶を出し、生まれた子供は自分の子として育てるタマナシだけが生きる権利を与えられる世界になると言われて、さすがのクズマさんも受け入れられなかった。
「ち、違うんだ、俺は君たちが望んだような人間じゃない、女神と愛なんか無かったんだ、こいつが偉そうに笑うから、チートアイテムじゃなくてコイツを持って行くって言ったら、それが通って……」
 天使は、この間のサッキュバス族長みたいな泣き笑いをしてカズマの言葉を遮った。
「何を仰いますやら、先ほどのアクアへの愛、それだけで十分です。あんなアホ女神の不良品まで愛して下さるアガペー、それが本当の人間の証です」
 何か勘違いしているのか、それとも間違って来たカズマでも無理やり受け入れて、もう1ミリも待つ気がないので計画を実行してしまうのか、「これこそが神の采配です」と言って間違って生まれたヒキコモリニートでも受け入れるのか、天使は病んだ笑顔で微笑んだ。
「そこの女二人、革命でも何でもやると良い、とにかく男は全員戦死させて殺せ、赤ん坊も邪魔
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