23話「ロリのために労働しているが、俺はロリコンではない終〜爆破された部屋のミステリー〜」
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ら、ちょうど人数も二人だし」
「分かりました!犯人はドナルドさんです!部屋をわざと爆破して犯人じゃない振りをしているんです!単独行動しているなら、アリバイって奴を証明できませんよね!たぶんっ!」
「いやいや、僕が敵側ならブラドさんはあの世へと行ってるよ?どこに寝ているのか知っているんだしね」
「お師様!考える事は全部、任せました!」
白真珠は思考する事を拒否し、ただの小さい女の子へと戻った。
肉体労働は銀髪ロリ娘、知能労働は俺という扱いらしい。頼られるのは嬉しいが、警察の得意分野で頑張るのは辛すぎる……こういう時は、敵を罠にかけるのがてっとり早いな。
「……俺に考えがあります」
「おや?良い案が聞けそうだ」
「俺たちが主導権を握れば良いんです。相手が何を目的に行動しているのか分かっているんですから、それを妨害すれば俺たちの勝利になります」
なお、今まで全く会話に参加してないが……金バッジ冒険者たちが、廊下の向こう側から俺たちをチラチラ見ていた。プラチナバッジのドナルド先輩と対等に話し合っている姿を見て、恐れているようだ。
……うむむ、きっと金バッジの中に犯人が紛れ込んでいるに違いない。
「分かりました!やっぱり犯人はドナルドさんです!消去法で考えました!」
「白ちゃん……僕が自作自演で部屋を爆破なんて……すると思うのかい?それにほら――」
ドナルド先輩はゆっくりと言葉をつづけた。
「僕にはこんなアホな爆破事件を起こす動機がないじゃないか」
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(ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚) 真実は!
(´・ω・`)常に複数!
(ノ゚ω゚)(ノ゚ω゚)迷いすぎだろ!?
ゆっくり戻るよ!
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