21話「ロリのために労働しているが、俺はロリコンではないB〜銀髪ロリ娘に夜這いされた俺?〜」
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に、俺は唐揚げさんをパクンッと食べた。
「うむむ……これ、美味しいな。カラッ!と油で揚げていて衣がシャキシャキして美味しいぞ。素材はなんだ?」
「カエルの太ももの唐揚げです!何のカエルなのかはわかりません!高温の油でサッと焼いて、次に弱火の油を入れたフライパンで8分くらい煮ると美味しくなります!あと粘着力が高い芋があったから、それを衣の材料にしました!衣がシャキシャキして食感が良いのは、そこにヒミツがあるんです!」
「酒に合いそうなメニューだ……凄く鶏肉みたいな食感でジューシでうまい。白真珠は良いお嫁さんになれるぞ」
「セレブですか!?僕は今日から金持ちさん?」白真珠が嬉しそうに叫んだ。
目の前の可愛い銀髪ロリ娘が十歳児じゃなかったら……そうだな。少なくとも中学生くらいだったら、恋人として付き合ってもらえるように頼みこんで、充実した青春時代を送り、良い人生が始まる気がするのだが……さすがに恋人がロリ娘なのはダメだよな。うむ。
「あれ?窓の外が暗い?くらーい、くらーい?」
白真珠が食堂の外を見た。ダンジョン世界の空は偽物の空だが1日は24時間設定だ。食の神クッキングマスターが眠ると同時に、偽の太陽が発光するのをやめて、漆黒の暗闇が支配する時間になるのである。
幸い、悪徳都市は明かりを付けまくる不夜城都市だから、どこもかしも明るくて、これから夜の店が多数開き、西のロリロリ通りや、エルフ娘通りがスケベーな客で賑わう頃合なのだろう……トラックに肉体を踏みつぶされたロリコン成金は高位の冒険者だったし、今頃、肉体を再生して生き返って、ロリロリ通りで焼酎を飲んでいるだろうなぁ……おっと、白真珠に色々と言わないとダメだった。
「ここに来たのが……14時か15時くらいだったから、そりゃそうだろう……食事をして風呂に入ったら、もう寝よう。護衛の仕事は、ドナルド先輩の方から電話が来て、明日から具体的な内容を説明してくれるそうだ。もちろん報酬も付くぞ?銅バッジだからかなり安くなるだろうがな」
「……これが諺でいうロリの功名って奴でしょうか?」
「意味は分からんが、さっさと食事して風呂に入って、寝室に向かうぞ。ここにいるのは気まずい」
金バッチだらけだし。元プラチナバッチだと知られたから絡んで来ないとは思うが、バッジ差別問題は根深いのだ。
「あいつ……ロリと一緒に風呂と寝室って言わなかったか……?」
「やっぱりロリコンか……苦しんで死ね」
「苦しめて殺してやる……あんな奴がいるから俺が不幸なんだっ……!」
「格下の銅バッジの分際で、銀髪ロリ娘を独占するなんて……っ!あとでボコボコに拷問してやるっ……!」
俺はロリコンではない……だが、素直で性格が良い娘が大好きな健全な男なのだ。白真珠は誰にも渡さん。
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