20話「ロリのために労働しているが、俺はロリコンではないA〜祖父との対面〜」
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者の仕事を舐めるな!命が幾つあっても足りない地獄だっ!そんなに精神が弱いなら地球で暮らせ!」
とうとう白真珠は耐え切れなくなった。敬愛するお祖父さんに出会い、心を抉られる言葉の数々にノックダウンされ、泣いて部屋から飛び出す。両目を瞑っていたから壁という壁を体当たりでぶち破り、途中にいた金バッジ冒険者を吹き飛ばし、どこかへと去っていた。
……うむむ……大昔の漫画のような光景だ。壁が人型の形で綺麗に穴が空いていて不思議である。
素直に謝罪すると賠償金が発生しそうだったので、俺は逆転の発想で、マイナスの出来事を前向きに捉えて発言した。
「あの怪力が白真珠の得意技です。近接戦闘ならプラチナバッジ冒険者だろうとボコボコにできる自信がある良い娘です。では追いかけますので後でよろしく」
俺はツッコミが入る前に、問答無用で場を立ち去り、白真珠を追いかけた。その後ろからドナルドとブラドの声が聞こえる。
「いやはや……身体も頑丈なんだねぇ……。なるほど、ただのロリではないという訳かい。てっきり、小さい子供が大好きになったのだと思ったよ」
「怪力がすごくても子供は子供だ!これだから悪徳都市は腐敗していて困る!子供の頃からあんな仕事をしていたら――」
ブラドさんの小さな呟きが、なぜか俺の耳に印象深く残った。
「わしの……一人娘のように酷い目に遭うぞ……」
ーーー
(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)つまり、薄い本みたいな展開になっちゃう?
(´・ω・`)白真珠ちゃんの怪力で返り討ちじゃよ?
(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)ですよねー
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