184部分:暗黒教団その一
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スマでもって己が手足となる使徒達を増やし『十二魔将の乱』と呼ばれる反乱を起こしグランベル共和国を滅ぼすとロプト帝国を興し自ら皇帝となった。その力はガレの血を受け継ぐ代々の皇帝に受け継がれ大陸を支配した。だがその支配も終わる時が来た。
ロプトゥスの行いを知ったアカネイアの十二の竜神達がダーナ砦に降臨し若き十二人の戦士達と血の契約を交わしたのだ。これこそ『ダーナ砦の奇跡』である。
だが彼等は魂を融合させなかった。自分達の力が封じ込められた神器を使う力と優れた能力を与えたのみだった。これは人への過度の干渉を避けた為であった。
十二聖戦士の活躍によりロプト帝国とガレは倒され暗黒教団も滅んだと思われた。だが滅んではいなかった。生き延びひそみ再びユグドラルを支配する時を待っていたのだった。
「そうだったのか、それではユリウス皇子の側にいた者達が・・・・・・」
「そうだ。暗黒教団の者だったのだ」
イシュトーは従弟であるアミッドに言った。一同顔から血の気が消えている。
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