第4章 VS アリアAA
11 魔宮の蠍の最後
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「じゃあ行こうぜ。…あ、全員で挑んだほうがいいんじゃないか?まだいるんだろ?人」
「あ、麗様!!」「は、早く連絡を!」
麗…?ああ、もしかしてあの最初に路地裏で会った高千穂 麗のことか。…よかった、大けがにはならなかったみたいで。」
「「………。」」
「ん?どうした?」
二人がなぜか俺の方をみて口を開けているが、よくわからん。・・まあいい、連絡をとってくれるなら高千穂も俺の方に置いとけば、夾竹桃の言うことは守れるし。
「さて、行こうぜ。なんなら手錠でもしていくか?」
「いや、そんなことしない」
「麗様のことを慕ってる人に、そんなことはしません」
「…そう、なん?」
どうしたいきなり…なんつーかさっきまでの殺気みたいなやつがないんだが…。というか別に慕ってないぞ?どっちかつーと多分あっちに恨まれてる。
「んじゃ行こうぜ。結果だけを確認しに」
「「はい!!」」
「…ほんとどうしたのお前ら…」
なぜか俺が先頭に立って進む形になった。…こいつらの中でなにがあったんだ??
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Kyouthikutou side
「志乃ちゃあああああん!?」
あら、やっぱり橋の下に隠れてたのね。
私の前で、倒れた佐々木 志乃を抱きかかえる間宮あかり。
コレ、意外と高性能ね。武偵高の制服って防弾だったはずなんだけど。
両手で持つガトリングガンを持ち直す。岡崎に持ってきてもらった箱の中身はこれだ。友人から譲りうけたものだが、あってよかったわね。
「あら残念。本当は毒に苦しむ姿を見たかったのだけど…」
…それにしてもあの男意外とやるわね。橋を通行止めにしろなんて言った覚えないのに、より戦いやすくさせるなんて。
間宮あかりが佐々木志乃をゆっくり地面に寝かす。…そして、よくわからない構えを取る。
「なにそれ?」
「鷹捲り」
「……!!」
キタ、キタキタキタキタキタキタ!!鷹捲り!!千本の矢をすり抜け一筆で死を撃ち込み死体に傷が残らないという技…!!一体どんなの!??
私は期待に胸を躍らせながら二ヤッと笑ってしまう。
「どうしたの?早く鷹捲りを見せてちょうだい?…来ないなら、私が千本の矢を、放ってあげるわ!!!」
ガトリングから無数の弾が間宮あかりに飛んで行く
さあ、鷹捲りを見せて!!
彼女はその無数の弾の中を、こちらに走り出し
ーーそして
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「思ったより遠かったな。1kmってのも
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