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OS編ep1オーグマー
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ヤの目の前でボスが四散した。
「ス、スゲェ!!」
「マジかよ!!俺あんなの見たことねぇぞ!!」
戦闘を終えると参加していたプレイヤーがリュウヤに称賛の声を上げる。
「お取り込み中ごめんね今日一番頑張った人にボーナスを上げるね今日のMVPは君だよ」
称賛を浴びるリュウヤに近づいてきたユナはその頬にキスをする。
「じゃまたねー」
ユナが消えると同時に辺りも元の風景に戻る。それと同時にリュウヤのランキングも更新され順位が45に上がる。
「お疲れさまですリュウヤさんさて重村教授からの指示ですが・・」
「それについては俺が話すぞ」
リュウヤとエイジの話に入ってきたのは赤い髪をした大柄な男だった。
「空野さん来ていたんですか?」
「教授の指示でな・・んでお前がリュウヤか?」
「ああ」
「俺は空野優雅、オーディナルスケールじゃあジェネシスって名乗ってる。それで教授からの指示だがしばらくはSAO生還者を探れだとよ」

四月十六日
「ランク・・・4?!」
「一体何してたのよ・・」
この日リュウヤはキリト達と学校帰りにカフェによっていた。そこではあるゲームをクリアするとケーキ無料クーポンを貰えるのでオーグマーを起動した瞬間皆がリュウヤのランクをみて絶句していた。重村教授の計画に参加してから何度もイベントバトルに参加していたリュウヤはランキングを4まであげていた。ちなみにエイジは2、ジェネシスは3だ。
「まぁ適当にオーディナルスケールをやってただけだ」
「適当にって・・そんな理由でそこまでランキング上がらないわよ!!」
「そんなことよりさっさとゲームクリアしてケーキ食おうぜ」

その後ゲームをクリアしケーキを食べたリュウヤ達は近くにあるショッピングモールに来ていた。
「キリトお前オーグマーに慣れろよな」
「そんなこと言っても何かなぁ・・・」
巷で流行っているオーグマーだがリュウヤの予想道理キリトはあまり乗り気ではなかった。
「ユイといつでも会えるからいいじゃねぇか」
「にぃの言う通りですよパパ」
「確かにそうだけども・・・リュウヤ?」
話しているとリュウヤが突然立ち止まる。リュウヤが見ているのは液晶に表示されたユナだった。
「どうしたんです?」
「・・いや何でもない」
(・・ユナ・・始めて見たときから感じるこの違和感はなんだ?)
かつてデビューしたばかりのユナを見た時から何故かユナにある違和感を感じていた。最もその違和感の正体は本人にもわかっていないが。
「そういえばユナのファーストライブの話聞いてますか?」
「ファーストライブ・・ああ、生還者学校の生徒全員が無料招待されたやつだろ」
「何でそんなことするだろうね」
「本当、ライブに行くことが何の授業になるんだか」
「まぁまぁ良いじゃないですか」

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