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とある世界の物質破壊≪ディストラクション≫
間違い

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ここは、後輩の黒子が所属している風紀委員(ジャッジメント)の支部である第177支部。

「お姉様〜、お姉様〜」

このお姉様を連呼しながら身体を寄せてくる茶髪でツインテールの少女が白井黒子。

level4の瞬間移動(テレポーター)で仕事もしっかりとこなす子なのだが…1つだけ問題がある。

美琴への愛が半端ない。

美琴の事はお構い無しに抱き付いたりくっついたりと…。

その度に電撃を食らっているのは言わなくても分かるだろう。

「黒子、暑苦しいわよ…離れな…。」

「お姉様ー!」

「うるさい、離れろって言ってるのよ!」

バチバチ

「ぎゃぁぁぁですのぉぉぉぉ!」

「白井さんもこりませんね…。」

「あはは…、白井さん生きてます?」

この頭に花飾りを乗せている少女が初春飾利。

風紀委員の『守護神(ゴールキーパー)』と呼ばれる程にハッカーとして有名でlevel1。

そして、もう一人。

綺麗な黒のロングヘアーで美琴と同じぐらいの少女、佐天涙子。

彼女はlevel0の無能力者だが、美琴達にとって大切な友人。

「そういえば、御坂さん」

「ん?」

佐天さんが美琴に向かい合う形で話しかけてきた。

「この前公園で一緒にいた男の人って彼氏さんですか?」

「ブフッ!」

「御坂さん、彼氏さんいたんですか!?」

彼氏という言葉を聞いた瞬間、黒子は飲んでいた物を吹き出し、初春さんは食い付いてきた。

「か、彼氏!?アイツが!?」

「え、違うんですか?」

「お、お姉様に殿方が!何処ぞの類似袁ですのぉぉぁぁ!!」

「御坂さん、そのお話凄く聞きたいです!」

黒子は床に頭を突きつけてドンドンと音をたてる。

本来なら止めてくれる固法も今日は遅れるらしく来ていなかった。

「あ、アイツは彼氏じゃなくて兄よ!」

「あ、お兄様でしたの。びっくりしましたわ。」

黒子は湊だと分かってから落ち着きを取り戻したが…。

「お兄さん!?!?」

「御坂さん、お兄さんいたんですか!?」

二人は更に驚き、美琴に問い詰めた。

「う、うん。高1で長点上機学園に通って…」

「「長点上機学園!?」」

「二人とも落ち着きなさいですの、お兄様なら問題ないですわ。」

「問題ありありですよ!」

「白井さん、知ってたんですか!」

二人は美琴におもいきって聞いた。

「お兄さんとのお話聞かせてくださいよ!」

「とても知りたいです!」

美琴は驚きながらも少しだけ話すことにした。
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