暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
お節もいいけどカレーもね?・その1
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分量5〜6人前

・市販のカレールー:6皿分

・豚肉:250g

・玉ねぎ:小さめ2個

・人参:小さめ2本

・ジャガイモ:4〜5個

・バター:大さじ1

・サラダ油:大さじ1

・酒:大さじ1

・塩:小さじ1/2

・水:1000cc

・ケチャップ:大さじ1

・中濃ソース:小さじ1/2



 まずは玉ねぎをみじん切りにしているな。刻み終わった所で鍋を火にかけ、バターとサラダ油を熱してそこに刻み玉ねぎを入れて弱火でじっくりと炒めていくようだ。

「提督、何故バターとサラダ油を入れるんです?」

「バターは焦げやすいからな。サラダ油で油分を補填してやれば、バターの量を少なくしても十分に風味は付けられるってワケだ」

 いつの間にやら実況の青葉が隣に来ており、俺に解説の真似事をさせるつもりらしい。玉ねぎを炒めながら今度はジャガイモ、人参を刻んでいる。ジャガイモは一口大にカット。人参は銀杏切りだ。肉も食べやすい大きさにカットし、炒めた玉ねぎの入った鍋に加えている。玉ねぎはじっくり20分は炒めているだろう。臭み消しの酒も加え、肉の色が変わるまで炒めていく。

 肉の色が変わったら、ジャガイモ、人参を加え塩を入れて更に炒める。サッと炒めたら水を加えて煮込みスタートだ。アクを取りつつ、15分程煮る。

 ジャガイモが煮えたかを確認し、ケチャップとソースを入れてカレールーを溶かす。ルーが溶けたら更に10分程煮て出来上がりだ。




「さて、味の方は……と」

 一口スプーンで掬い上げ、パクリ。うん、良くも悪くも家庭のカレー、って感じの味だな。

「少し辛いです……」

 大淀は軽く涙目になりながら、マンゴーラッシーをゴクゴクと飲んでいる。牛乳の脂肪分が辛味を和らげてくれるからな。

「白露、美味いには美味いんだが……ケチャップとソースは隠し味か?」

「そうだよ、酸味とコクをプラスする為にね!」

 スゴいでしょ、と胸を張る白露。

「悪くはない。が……中濃ソースだとコクよりも酸味と辛味がプラスされるからな。純粋にコクを加えるならオイスターソースの方が手軽だ」

「成る程〜……勉強になったよ提督!」

 さぁ、お次はどんなカレーだ?


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