第4話 救世主、その名は555
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すらない。俺は少し
イラッときて、さっきより強く言った。
「どいて下さい。俺が歩く道です。」
「・・・・・・・・・・・・」
すると男性は、俺に向かって歩いてきた。
一体何をする気だ?俺がそう思っていると、
男性の体が変わった。そこに居たのは、
特徴的な灰色の体、「人類の進化形態」と
される怪人、その名を、
「……っ!?『オルフェノク』か……!」
俺は後退し、オルフェノクとの距離をとる。
(あのオルフェノク、側頭部に角があるな。
確か、ウシの特質を備えているオックス
オルフェノクだったか……)
「遂に、こいつを使う時が来たか……!」
俺はアタッシュケースを開け、中に入っている
ファイズドライバー、ファイズフォンを取る。
「俺が、お前を倒す……!」
ファイズドライバーを腰に付け、ファイズフォン
を開く。そしてコードを入力する。
『5・5・5』
『standing by』
俺はファイズフォンを閉じ、頭上に掲げる。
そして、ありったけの力を込めて言った。
「変身!」
俺はファイズフォンをベルトに突き立て、
左に倒す。
<complate>
絶牙の体を赤い線、フォトンストリームが包む。
そして、常人なら目を開けていられない程の
眩い赤い閃光を放った。
閃光がなくなるとそこには、体に走った
赤い線、フォトンラインが特徴的な戦士がいた。
無力だった少年が手にした力、救世主と呼ばれ、
人間を守り続けた本当の戦士。その名も、
「俺は戦う。二度と大切な物を失わないために。」
ーー仮面ライダー555 。オルフェノクに打ち勝つ
唯一の希望が、今姿を現した。
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