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ディレイン・ファイス
新都
卑劣
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....」
シルハ「..............」

3人もガルライダに拒絶の反応を
示している。


「貴様は王か?このならずがぁ!!」

デッドキングがキレました。
いやぁモンスターをキレさせるとは
才能ありますね。


ガルライダ「貴様らぁ!命は絶対だ!」

デッドキングの放った稲妻は、
隊長権限によって盾とされた団員に
次々と命中し、団員は結合崩壊をする。
中にはガードするものや、稲妻を耐えきる
八も奴もいた。が、
デッドキングの攻撃が止まず、ガルライダの
隊長権限が続いた。

団員「ぐっ..........」
団員「もう........無理だ........。」
団員「このままじゃ全滅だ!」


レイド「........シルハ?」
ムラク「えっちょっ........」

シルハの周りには、黒い影が渦巻いていた。
そして、フードの奥の眼はより鋭さを
増すものだった。

その黒い影はやがて、1体の竜となった。
「お前.....殺す。あらゆる痛みを持って死ね。」

その声は、シルハのようでシルハのものとは
違った。
その感情は憎悪。嫌悪か。

ガルライダ「来るならこいやボスry....」

ガルライダの横から斬りかかる。
それはガルライダを大きく撥ね飛ばす。

ガルライダ「うわぁぁぁぁ!!」

ズザザザ............


撥ね飛ばされたガルライダは、地面を
滑り、摩擦で体が痛みながらたつ。

その目の前には、



「実に興味深い。」

デッドキングがいた。

ガルライダ「うわぁぁぁぁ!!」

ガルライダはその場より逃げる。
扉より向かうが、

ガッ!!!

転んだ。
ガルライダが振り向くと、
すぐそこには完全にキレたシルハと、
無数の影で造り出したモンスターが
立っていた。

ガルライダ「隊長権限だあぁぁぁ!」

しかしだれも目の前には現れない。

もう討伐隊を皆抜けたのだ。


もうだれも、ガルライダを守らない。

もうだれも、ガルライダを信じない。


そして、ガルライダが最後に見たのは、

無数の影から造られる叫び苦しむ
人間のようなものと、

討伐隊の仲間たちからの冷ややかな
視線だった。
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